コメントをくれるゲストの方とか、他の知りあいからも、
「君の作品は、誤字が多い」
と指摘されることがあるんですが、
その主張、半分は当たっていますが、半分は当たっていません。
拙著『壁蝨(だに)』のなかで使った漢字。
「測る」というのは、「はかる」が本来の読み方ですが、「見る」「みる」と読ませています。
強引なアテ読ませです。
ですから、これは、誤字と言われれば誤字です。
「継ける」を「つづける」と読ませています。これは、本来、「継ぐ」「つぐ」という使い方しかしませんが、継続の意味から、「つづける」と、無理に読ませています。
さて、ここからです。
「いい感じ」という使い方をするときの、「いい」は、「好い」と書いても間違いではありません。辞書を引きましょう。「良い」と「善い」という書き方しか知らない人が多いです。
充当する、という意味で、「当てる」を「充てる」と書いても、間違いではありません。辞書を引きましょう。
「おす」と読みます。推奨するという意味から、「押す」だけではなく、「推す」も正解です。辞書を引きましょう。
作家は、強引なアテ読ませをすることがあります。
せめて、アテ読ませでない表記を間違いだと指摘するのは止めましょう。
僕のファンなら、もう少し勉強してね。
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