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他人の間違いを指摘するときは、自分で充分調べてからにしてね。

 コメントをくれるゲストの方とか、他の知りあいからも、

「君の作品は、誤字が多い」

 と指摘されることがあるんですが、

その主張、半分は当たっていますが、半分は当たっていません。

 拙著『壁蝨(だに)』のなかで使った漢字。

 「測る」というのは、「はかる」が本来の読み方ですが、「見る」「みる」と読ませています。

 強引なアテ読ませです。

 ですから、これは、誤字と言われれば誤字です。

 「継ける」を「つづける」と読ませています。これは、本来、「継ぐ」「つぐ」という使い方しかしませんが、継続の意味から、「つづける」と、無理に読ませています。

 

 さて、ここからです。

「いい感じ」という使い方をするときの、「いい」は、「好い」と書いても間違いではありません。辞書を引きましょう。「良い」と「善い」という書き方しか知らない人が多いです。

 充当する、という意味で、「当てる」を「充てる」と書いても、間違いではありません。辞書を引きましょう。

 「おす」と読みます。推奨するという意味から、「押す」だけではなく、「推す」も正解です。辞書を引きましょう。

 作家は、強引なアテ読ませをすることがあります。

 せめて、アテ読ませでない表記を間違いだと指摘するのは止めましょう。

 僕のファンなら、もう少し勉強してね。

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 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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