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根本昌夫『小説教室』読了(追記あり)

 根本昌夫さんの、『小説教室』を読みました。
[実践]小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド

[実践]小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド

  • 作者: 根本昌夫
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2018/04/27
  • メディア: Kindle版
 例によって、感想は追記をお待ちください。
   追記・感想
 大手の編集者・編集長を経て、現在はカルチャーセンターや大学で「小説講座」をやっておられる著者。
 教え子が何人も芥川賞をとるという功績があります。
・作品の欠点を指摘されても伸びない。場合によっては書けなくなる。
・小説の文章は自由。情報を整理しないほうが、強く伝えることができる。
・小説を書くのに、特別な体験は要らない。必要なのは、「言葉」というものの扱いにかけてのセンス。
・短編小説は、一瞬を切り取る力が必要。だから若いときに書ける。
・「発達的危機」「状況的危機」。分岐点や危機がテーマになる。
・あなたが経験を書くとき、先達が書いたものとは時代背景が違うので同じものにはならない。
・プロの小説家も、テーマをたくさん持っているわけではない。
・取材は、資料や日記でもよい。実体験を聞くことにこだわる必要はない。
・読者を日常から脱出させる書き出しを。
・描写が上手くなるには、いい作品を多数読むこと。
・実体験ほど丁寧に書かねばならない。
 ここまで、本編を紹介してきました。
 一番、感想として共感したのは、「テーマをそのまま本文に書き込んではいけない」ということでした。
 あくまでも、読者にストーリーや描写を提示する。そこから読者が自然にテーマを感じる、ということが大事だということです。

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 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

書評
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