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岡部正『いきなり死ぬ人、死なない人』読了(追記あり)

岡部正さんの、『いきなり死ぬ人、死なない人』を読みました。


いきなり死ぬ人、死なない人--健康血管をつくり突然死を防ぐ38の新説

いきなり死ぬ人、死なない人–健康血管をつくり突然死を防ぐ38の新説

  • 作者: 岡部正
  • 出版社/メーカー: セブン&アイ出版
  • 発売日: 2018/10/29
  • メディア: 単行本

例によって、感想は、追記をお待ちください。

追記・感想

高血圧、異常中性脂肪値、異常コレステロール値、糖質の過剰摂取、喫煙の習慣、メタ

ボリックシンドローム状態、などを、そのまま放置していると、心筋梗塞や脳梗塞になる

危険が高い、ということを語られていた。

とくに、コレステロール値については、現代では「放置論」の医者が多いのだが、HDL

とLDLの数値の開きが問題で、絶対に放置は血管の硬化を招き、心筋梗塞を起こすので、

数値を意識して生活改善するべき、と仰有っていた。

何が、どう悪いのか、どう改善すべきなのか、は、本編に譲ることにする。是非、お読

みいただきたい。

さて、私が、この書評で書く内容は、本編の紹介や単なる感想ではなく、本編を読んで

いるうちに浮かんだ、すべての人への提案である。

糖質を過剰にとらないようにすべき、で、酒を控えめにすべき、で、適度に運動をすべ

き、で、充分に睡眠をとって、喫煙はやめるべき、なのだ。

心筋梗塞になる危険を避けるには、答えは簡単だ。

過剰な食物の摂取をやめて、節制を保った生活をすればよいのだ。

あれ、やめて、これ、控えて、夜は早く寝る。そうすれば心筋梗塞になる危険は、ダン

トツに減るのだ。

しかし、それを指摘のとおり実行すると、かなりストレスが溜まる。健康のためだけの

生活になってしまう。

煙草をバカスカ吸って、夜更かしをするのは、自分が欲求不満を抱えているからである。

可も無く不可も無く、すべて、或る程度順調に進んでいる人は、大量には酒をほしがら

ない。煙草も、依存の分だけは吸うが、過度には吸わない。

甘い物は、脳への報酬である。

普段から幸福感が充分な人は、甘いものを多量には摂取しない。

すべては、社会的ステータスと妻帯が適えば、充分にクリアできる生活習慣なのではな

いか、と思った。

男50も過ぎて、単身で嫁もなく、コーヒー一杯すら自分で入れているから、そして性

のはけ口がないから、夜更かししてしまうのである。

個人で、個人の経済問題を悩んでいなければ、そんなに煙草は吸わない。

現代では、太っているのは貧乏な人。金持ちは、お金を払ってジムで汗を流している。

すべて、こういう理屈で、「何々を控えめにすべき」と言っても、それを多量に摂取し

ている心的原因を解決しないと、根本的な解決にはならないし、節制も持続しない。

不健康の原因は、晩婚化だ。

現代は、ほとんどの人が、人間のあるべき姿から外れているのだ。

40もすぎて、独りで自慰をしているようでは、健康になれるわけがない。

これが、この本を読むうちに導き出した、私の結論である。

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コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >makimakiさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

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