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『100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方』読了(追記あり)

 大谷憲(おおたに・のりお)さんと、片平健一郎(かたひら・けんいちろう)さん共著の、『100歳まで元気で逝ける眠り方』を読みました。


100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方

100歳まで元気でぽっくり逝ける眠り方

  • 作者: 大谷憲
  • 出版社/メーカー: あさ出版
  • 発売日: 2016/08/02
  • メディア: Kindle版

 例によって、感想は追記をお待ちください。

   追記・感想

 先日読んだ本では、長生きするとぽっくり逝けないと書いてあった。

 その理由は、長生きすると認知症になる確率が上がるからだったが、この本では、きち

んと栄養を摂って、生き甲斐のある生き方をしていれば、認知症にはならない、と書いて

あった。

 それどころか、心筋梗塞や脳梗塞でも、ぽっくりと逝けずに寝たきりになることもある、

と。

 では、「ぽっくり」とは、どういう死に方なのかというと、老衰で天寿をまっとうして

眠るように亡くなることだそうだ。

 質の良い眠りで、血管が若返る。きちんと睡眠をとることで、或る程度痩せられる。

 平均寿命世界一の日本だが、寝たきりになった期間を含めての記録である。

 健康寿命を伸ばすには、予防のみが有効な手段。

 元気で長生きするには、最初のノンレム睡眠(夢を見ない眠りの期間)を長くすること。

脳も身体も休んでいるノンレム睡眠のときに、成長ホルモンが活発に分泌される。

 体温が1度下がることによって、免疫力は35パーセント下がり、基礎代謝力も15~

25パーセント下がる。しかし、人間は、深い睡眠にはいっていくときに体温が下がるの

である。だから、身体を温めて眠ろう、と。それには、温泉や入浴がよいが、遠赤外線に

当たるということもいいのだと。遠赤外線とは、カイロなどである。空気の循環によって

伝導される熱ではなく、生育光線として身体に直接作用してくる。熱源と離れているのに、

身体が共振・共鳴して温められる。

 感想として思うのは、夫婦で抱き合って眠る、というのも、熱源の共鳴を起こしている

ことになるな、と思った。部屋自体を温めるより、身体の内側から温まることが大事。

 電気毛布や電気カーペットは、身体に有害な電磁波を出す。電磁波はメラトニンを破壊

するため、心地よい睡眠が阻害されてしまう。さらに、微弱電流で動いている心臓や脳に

とって、寝ている間、一方的に強い電流を浴びせられることは、かなりの負担であり、後

々なんらかの弊害が出てくる可能性もある。【一部本文引用】

 血流をよくするためだからといって、激しい運動をするのはよくない。心臓に負担がか

かる。激しい運動をすると、骨格筋肉への血液供給が最優先になり、内臓への血流は減ら

されてしまう。

 毛細血管の血液循環は、副交感神経を優位にすることで、瞬時に血流はよくなる。静脈は、

筋肉に押されることによって、心臓へと血液を送りかえす。静脈の血管は弾力性が

なくてはいけない。

 毛細血管の血流、血液の質、血管の弾力性は、質の高い睡眠をとれば、確実に改善され

る。

 健康には、自律神経のバランスが大事。副交感神経だけが優位でもいけない。

 付箋を追ってきたが、きりがないので、後は本編に譲る。

 新事実として知ったのは、タンパク質や炭水化物と糖分の分解が終わってから、脂肪が

分解されるらしい。

 私が肥った原因も、夜中のラーメンやジュースが増えたからだと納得した。

 感想として思うのは、この本は、「あたため睡眠」というプロジェクトの宣伝用に書か

れているのではないか、と思った。

 それが事実としても、「あたため睡眠」が大事であることに変わりはない。

 睡眠不足で肥るそうである。

 規則正しく、早い時間に寝て、七時間半の睡眠をとれば、健康への効果が、すぐに出る

らしい。一番改善が楽な健康法と言える。

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コメント

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  2. 山雨 乃兎 より:

    >makimakiさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

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