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何気ない雑談の大切さ

ラフに語る、つれづれ記
UnsplashQuang Tri NGUYENが撮影した写真

 先日、歯医者に行ってきて、歯周ポケットケアと虫歯の治療で合計2時間半かかったんですよね。

 施術を受ける、施術がひと段落したタイミングで、膨大な雑談をしていました。

 今の在宅ワークの大変さ、とかね。
 心臓の数値が回復したこととか。

 そうすると、歯周ポケットケアが終わって、別の診察室に入ったとき、心臓の数値が回復した、という内容が歯科助手に伝わってまして、

「情報は、共有しなきゃいけませんので」

 ということで。

 総合病院でも、これはあるんですよ。

 精神科で、ナイーブな相談をしたら、その内容が、循環器科と内科の医師にも電子カルテで伝わってるってことが。

「さいきんは、夜中にアダルトサイトを長々とみてしまいます」

 とか、精神科の医師には正直に言うんだけど、

そんな情報が、循環器科と内科にも伝わってるんですよ。(笑)

 まあ、今日言いたいことは、他人同士の他愛も無い雑談が大事だということですね。

 意味のある会話だけが大事なんじゃない。

 でもね、歯医者にしろ他の診療科にしろ、お仕事に影響するような多弁は禁物です。

追記

 その歯医者に、同級生が来ていたんですよ。

 最初、まったく彼だと分からなかった。
 顔が変わってしまってるから。

 受付のお嬢さんが彼の名前を呼んだので分かったのです。

 それで、

「**くん、久しぶり、稲見やけど」

 と声をかけて初めてお互いを認識したんです。

「いやー、太っとるからよーー。昔は細かったのに」

 と同級生が僕に言います。

 それを聞いていた受付嬢が、過敏に反応。

「ええ? そうなんですか」

 と。

 受付嬢はつづけて言います。

「もう一度、痩せたらいいんじゃないですか。モテますよ」

「いや、痩せる必要はないよ。第一印象で大事なのは、まず顔。2番目に体型だからね」

「それは、そうですね」

 こんな会話をした愉しい歯科通院でした。

 目的や意味のない会話は大事ですよ。

 そういう会話が、日々の精神の潤滑油になります。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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