万年筆を持ち歩くなら、ペンケースは有ったほうがいい
万年筆を持ち歩くなら、ペンケースは有ったほうがいいでしょう。
鞄(カバン)にそのまま入れていたら、他の物とぶつかって、万年筆が破損するかもしれません。
また、普段持ち歩かない人でも、机の上に剥き出しで置くのは、どうでしょうね。
トレーに、横向きに寝かせておく方法も一つのやり方ですが、持ち歩くこともあるならペンケースに入れておけば一石二鳥です。
ペンケースに革製を選ぶ意義
ペンケースの素材に、革製、布製、木製、プラスチック製などがあります。
革製・布製・木製・プラスチック製の、それぞれの特長
革製
他の素材と比べて、匂いや手触りを楽しめる、経年変化によっての変化を楽しめ、経年変化することで愛着が増す、高級感を味わうことができる、などの特長があります。
ただし、水に弱いので、水に濡れたら、すぐに拭きましょう。
布製
手触りが柔らかく、デザインが豊富です。色も千差万別ですね。
木製
丈夫ですが嵩張ります。
プラスチック製
丈夫ですが、壊れると大きなヒビが入ります。
総合判断(主観ですが)
木製、プラスチック製は、中に緩衝材的な布などが入っていない限り、万年筆が箱に当たって傷つくことがあります。
布製、革製の場合は、衝撃は吸収されやすいです。
以上のようなそれぞれの特長で、私見としては、革製をおすすめします。
ショップで販売中のペンケースをご紹介します
*今回ご紹介する商品は、とくに万年筆限定のペンケースではありません。
プエブロレザー ラウンドファスナー ペンケース
イタリアンレザー「プエブロレザー」を使用。(色合いまで変わる経年変化を楽しめます)
レザーバンドでペンが固定できます。(細いペンで3本、太いペンで2本くらい)
ケースのなかで、ペン同士が何度もぶつかり合うということがないのがいいですね。
ジッパー式です。
TAKEO KIKUCHI No.181621 タケオキクチ ピエール レザーペンケース
男性向けファッションブランド、タケオキクチの商品です。
「タンナポート」と呼ばれる 職人手作業によるアンチック加工を施したフルタンニンレザー使用。
革本来の底艶が表面に現れる経年変化が楽しめます。
ペン7本分を余裕を持って収納できるところがいいですね。
開口部も広いです。
ジッパー式です。
【CYPRIS COLLECTION】ペンケース■ボックスカーフ
ボックスカーフという牛革の仕上げ製法が施されています。(一般の革とは違う肌合いですね。きめ細かい表面です。是非、サイトでご確認を)
ペンを縦に入れるタイプなので、万年筆をサッと取り出すのに便利です。
あまり多数は収納できないようです。
長さが15センチなので、ご自分の万年筆が収納可能か採寸してからご購入くださいね。
ファスナーペンケース|ペルラネラ -ステーショナリー
素材の外側が牛革、内側が豚革という造りです。
開口部が大きく開き、万年筆が取り出しやすいです。フォルムが三角形のため、安定感があります。
横の長さが19センチなので、ほとんどのペンに適合します。
エンボス ペンケース付きノートカバー
A5サイズの手帳カバーとペンケースが一体になった商品です。
ペンは、多数本は入りませんが、手帳と一緒に使えて便利ですよね。
色は、4色から選べます。
牛革製です。
VANTAS(バンタス) 本革 ペンケース
「バンタス」というイタリアンレザーシリーズのブランドです。
正直、これが一番おすすめです。
格好いいしシンプルですよね。
上質な「牛本革」製。スムーズに動く、YKKジッパー採用です。
サイズ:180㎜×30㎜×55㎜
今回は、ネットショップで販売中のペンケースをご紹介しました。
今後も、万年筆そのものに関する考察だけでなく、そこから横展開して、インクやその他の筆記具、事務用品やカバンなどもご紹介する予定です。
*拙ブログ、万年筆に関しての記事は、こちらから↓
記事カテゴリー「万年筆」
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