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友達、要るか?

 友達は、一人いればいいし、その一人も叶わなければゼロでいいと思うのです。
 友達ができれば、同調圧力がかかります。
「これ、僕、気に入って使っているので、是非、山雨さんも使ってくださいよ」
 と、商品をプレゼントされたりもします。
「おれは、それは好きでないし、間に合っているんだけどなぁ」
 と思っても、それが相手には言いにくい。
 困った頼み事をしてくる友達もいます。
 出品代行してくれ、とのことで、大量の売れそうにない商品を置いていきました。
 その後、五年間、音信不通です。
 多少は商品を売ったのですが、倉庫料と相殺にするつもりです。
 電話を頻繁にかけてくる友達もいました。
 一日に6回です。
 開口一番、「別に用はないんやけど」と言います。
 行動が倫理的に許せない友達もいました。
 困った人ばかりなので、5、6人とは縁を切りました。
 彼らは、「友達だろう?」と言って困った頼み事をしてきます。
 僕は、言いたいです。友達なら、どうして僕の小説を買わない、と。
 可笑しいだろう。
「君のこと、友達とは思っていないよ」と言って縁を切ります。
 友達は、1人も要りません。
 本が読めれば充分です。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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