友達は、一人いればいいし、その一人も叶わなければゼロでいいと思うのです。
友達ができれば、同調圧力がかかります。
「これ、僕、気に入って使っているので、是非、山雨さんも使ってくださいよ」
と、商品をプレゼントされたりもします。
「おれは、それは好きでないし、間に合っているんだけどなぁ」
と思っても、それが相手には言いにくい。
困った頼み事をしてくる友達もいます。
出品代行してくれ、とのことで、大量の売れそうにない商品を置いていきました。
その後、五年間、音信不通です。
多少は商品を売ったのですが、倉庫料と相殺にするつもりです。
電話を頻繁にかけてくる友達もいました。
一日に6回です。
開口一番、「別に用はないんやけど」と言います。
行動が倫理的に許せない友達もいました。
困った人ばかりなので、5、6人とは縁を切りました。
彼らは、「友達だろう?」と言って困った頼み事をしてきます。
僕は、言いたいです。友達なら、どうして僕の小説を買わない、と。
可笑しいだろう。
「君のこと、友達とは思っていないよ」と言って縁を切ります。
友達は、1人も要りません。
本が読めれば充分です。
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