西村京太郎さんの、『十津川警部アキバ戦争』を読みました。
秋葉原の街が、電気の街からオタクの街に変わっていった。
その関係で憎しみが生まれる。
メイド喫茶の特定の女の子に、自分の死んだ娘を重ねる画家。
その件のメイド、県明日香(あがた あすか)に想いを寄せるサラリーマン兼オタクたち。
家電量販店の社長も怪しい。
誰が県明日香の誘拐犯人なのか、物語は二転三転する。
最後は、何ともしっくり来ない終わり方だった。
画家が訴えないのだから、警察としては、立件することができない。
西村京太郎氏は、秋葉原に取材に行き、自動販売機で「おでん缶」を買って、さっそくその場で食されたそうだ。
創作でありながら、秋葉原の街に興味を持ち、ストーリー展開をご自身で書きながら愉しんでおられるように感じた。
本の後半に、西村京太郎氏の年譜と、出版本全リストがついている。
ファン必見である。
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コメント
クレッシェンド第3弾「新宿プレリュード」昨日今日の二日間で原稿用紙390枚で完成しました^^
最近俺は全然本を読んでいませんw
>トモブーさん
凄く速いですね。
それにしても390枚とは凄い。僕、こないだ一作、やっと325枚のが(文書スタイルの計算によっては366枚)のが書けたところです。
トモブーさんは、400枚越えとか、500枚越えの作品もありますね。
今書いているのは長編にしようと思っています。
僕の方は、一日相変わらず、三枚から十枚ペースです。
先月、中編が一つできましたが、今、寝かしています。
仕事順調ですね。仕事もしながら執筆だから、本は読めなくて当然ですよ。
まだまだ暑いですね。(関西、特に、僕の部屋は未だ暑いです(笑))
お互い頑張りましょうね。(^。^)
十津川警部シリーズは読んだコトはありませんが、自分も名前くらい知っています。
そのくらい有名な小説ですよね。「アキバ」を題材にするとは意外でした^^;。
>sakamonoさん
そうなんです。西村京太郎さんがアキバを題材にすることが斬新でした。
僕の場合、亡くなられた俳優(愛川欽也さんが、亀井刑事役をされているときのメンバーの十津川刑事役の俳優さん)か、渡瀬恒彦さんを、常に頭に思い描いてしまいます。
今回の(多分)書き下ろしは、西村さん取材の時点から愉しんでおられたようですよ。
秋葉原にも、僕も行ってみたいと思っています。
今回の本、秋葉原での事件を受けて創作にかかられたと思うのですよ。
プロは仕事が早いですね。
また、お寄りしますね。(^。^)