古本を仕入れて、アマゾンで売る、ということをしていますが、
もう、現況は稼げません。
6、7年まえに、「せどり」の方法を書いた本を図書館で借りてきて、独学で始めましたが、その頃は、まだよかったのです。
堀江貴文氏がよく仰有るように、何でも、誰もが知っていない時期に始めないと、ポピュラーになった頃から始めては、その市場は食い荒らされている、ということがあります。
個人でなくて、法人で、多数点仕入れて、それを軒並み一円で販売する、というグループが多くなってきました。
アマゾンが、出品者に充てた配送料で、その価格内で低価格で郵送して、差額で儲ける方法です。
個人でも、その方法をすればよい訳ですが、手間がかかりすぎます。
クロネコのメール便の送料、一センチの厚さで80円。二センチ以内で160円で、アマゾンの用意する出品者向けの送料が250円ですから、差額が利益となるわけですが。(大口の顧客(企業)向けの郵送料というのもあって、そういう場合は、もっと送料が安いのです)
個人で、その利益だけで充分な稼ぎにしようとすると、発送は、だいぶバタバタと繰りかえさなければならない。
しかも、僕の扱っている本は、ほとんど3センチ以上の厚みがあるので、メール便では送れません。
定形外では、かなり高くなるので、レターパック350か、ゆうメール(冊子小包)です。
「これは、価値がある」と思える本でも、軒並み一円で出品されている。
しかも、厚みのある本も、一円で出品されていたりする。やはり、企業向け料金は安いから、その場合でも差額が出せるのでしょう。
本以外のものも出品して、それで利益を出せばよい、と言う人も居るが、それじゃあオークションと変わらないようなものでしょう。
何より、本以外の商品だと、安く仕入れることが難しい。
もう、「せどり」も稼げる仕事ではなくなりましたね。
そこで、提案です。
アマゾンが出品者に保証する送料、その額を下げましょう。
出品者それぞれに、利益のなかから送料を捻出する方法にしてもらえばよいわけです。
一律40円くらいにしては、どうでしょうか。
それか、いっそのこと、出品者に保証する送料をゼロにしましょう。
これでは、馬鹿に安い価格を設定できないでしょう。