恋愛論

 思い切って、告白。

 告白でなくても、勇気を出してお茶に誘う。

 そのときに、誘われたほうが、

「あの人、きもい」とか「あの人、きしょい」

 とか言って、ぞんざいに振ってしまう。

 

 もう、こういうことを止めよう、と言いたい。

 そういう特別な行動を起こしてきたから、イコール、きしょい、と考えてしまう。

 男にしろ女にしろ、勇気を出してアプローチしてきたのだから、

その率直さは、素直に認めるべきである。

 そんな勇気を出したアプローチがなくて、自然に、相手がハンカチを落とした場合にのみ、交流がはじまるのなら、この世の中、往き遅れだらけになってしまう。

 美男が、アナタのまえで、ハンカチを落とすことは、まずない。

 アプローチされたほうは、自分は、そんなに惚れてなくてもいいのである。

 一応は、お付き合いをしてみるべきではないのか。

 20代、30代の人は、人生まだ長い、と思っているのかもしれない。

 しかし、行動を起こさないと、十年、二十年なんて、あっという間に過ぎていきますよ。

 せめて、アプローチされたときには、真剣に、その人とお付き合いをするのかどうか考えましょう。

 そのタイミングは、お互いにとって、チャンスだからです。

 僕なら、美人で、声かけを赦さないタイプよりも、素直で根気よくアプローチしてくれた女性のほうに好感を持ちますね。

 アプローチは男性から、というのも、女性が30を超えていれば、女性からもアプローチすべきでしょう。

 仕事だけしてても、人生の終わりまで早いよ。

 経済的なことを考えて、相手を選んでも長続きしないでしょう。

 相手に惚れるかどうか。

 男が女を鍛える。女が男を鍛える。

 顔はエエけど、あんな給料じゃね。経済的に裕福だけど、ただのオッサンやん。

 そうやって、全部を吟味していたら、結婚はできない。

 女性も男性から査定されていることには変わりない。

 ストーリーと、成り行きですよ。

 一歩踏み込まないと、何も始まりません。

「結婚は、縁のものですからね」

 と、何を達観しているのですか。

 そういう科白は、縁をつくろうと努力したあとに言うことです。

 待っているだけでは、縁はできません。

コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

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