恐るべし、祖父。

 母方の祖父の話です。

 祖父といっても、実の祖父ではなく、祖母と再婚した相手なのですが、

晩年に結婚して、祖母と、僕の家族と同居していました。

 なのに、年金とか収入源はなかったと思うのですが、祖母が繕い(和裁)をしていたので、それで食えていたということもあるのでしょうが、父の家計とは別経済だったわけです。

 その祖父は、まえにもご紹介した通り、他人の家に世間話に伺っては、古物を買い取ってくる。

 その古物を、別の人に売るわけです。

 最近、母から聞かされた話では、オンボロの、且つ、ブランド物でもなく希少価値もない商品を買ってきていたようで、それを、別の人に売っていた、と。

 僅か数百円の価値しかない物を、買ってきてから磨き、綺麗に見せて、ウン万円で売っていた、と言うのです。

 僕、負けてますね。(笑)

 買う方も、納得しないとお金は出さないでしょうから、納得させる技術があったのでしょうね。

 子供だった僕たち兄弟は、祖父に、たまにお菓子をもらってましたが、母は、それに対していい顔はしませんでした。

 でも、年老いていて、収入源がないのに、自分で収入を確保する祖父、偉いものです。

 稲見商会は、300円の価値のものを一万円で売ったりはしませんからね。

 ご安心を。

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