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道具に手を加える喜び

 僕は、ジリ貧なことが多いので、パソコンでもカメラでも廉価な物を買います。

 でも、ただ安い物を買うのは良くない。
 使用に耐える物を買わなくては。
 そこで、充分にスペックを確認してから買っています。

 また、不良品を掴ませられないように、充分に出品者の信用情報を確認します。
 そして、買った物に手を加える。
 ストレージをもっとほしいな、と思えば、SSDを換装する。
 これも、「自分に出来るかな」と思ったのですが、YouTubeのレクチャー動画をみてやり切りました。

 他の物で言えば、ガスライターを最近調整しました。
 なかなか着火しなくなってたんですよ。
 炎の大きさを調整し、フリンジを変えたんですが、それでも駄目でした。
 GeminiとCo-pilotに訊いて、ガスが出る穴の清掃と火打ち石を擦るギアの掃除を歯ブラシでやりました。
 改善しました。

 このように自分が使う物を調整するって、調整したことで自分だけの道具になりますね。愛着も増します。

 昔、ピアノ工房の先輩に教えられたんですが、たとえばネジを回すドライバーも先端の角度をヤスリで磨いて調整するのが本当らしいです。

 めんどくさいことは、すべて業者にお任せ、という生き方もありますが、自分で或る程度触れる、その触る喜びも大事ですよね。
 ドライバーもタイヤ交換ぐらいはするのが理想ですね。

 自分で或る程度のことが出来ると、自信に繋がりますよ。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

仕事・学び
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