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再読に耐える作品かどうか。(小説、漫画、アニメ、映画)

真夜中のつれづれ記……
UnsplashJilbert Ebrahimiが撮影した写真

 僕はYouTubeで、アニメ『美味しんぼ』を何度も観ています。

 全話、観てしまいました。
 だから、もう観る意味はない、と普通は思われるでしょうが、自分の観てない回が無いだろうか、と思って、また観てしまいます。

 残念ながら、観てない回は有りません。
 すべて、一回は観ているのです。

「それじゃ、もう観なくていいじゃないですか。面白くないだろうし」
 と、そう言われるかもしれませんが、
それが、何度観ても面白いのです。

 前回観たときに、ぼんやりとしか観ていなかったので気づいていなかった新事実が有ったり、山岡史郎や海原雄山や、富井副部長の、そして栗田夕子の心の動きが興味深くて、何度観ても面白いのです。

 エンターテインメントの特に、殺人事件の小説などは、犯人の動機とトリックが分かってしまえば、もう一回読みたいとは思わないのが普通ですよね。
 でも、サスペンスもミステリーも、作品によっては、もう一度読みたいと思わせる物もあります。

 文学は、概ね、再読に耐えます。
 心の動きや情景を味わえるからです。

 僕も、「もう一度読みたい」と思われる作品を書きたいですね。

 伊丹十三の映画も、何度観ても愉しめますね。

 再読に耐える作品というのは、蘊蓄を語る要素もそうですが、読者を作者の思考の世界に引っ張り込む作品ですね。

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 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……小説の書き方講座
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