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そろそろ、死の準備をしないと……。

 酒をやめて健康状態がある程度回復した。

 だけど、煙草は、かなり喫っている。
 それに、生活時間帯がマチマチだ。

 自分で自覚したんだけど、あと40年も長生きしたかったら煙草もやめるべきだし、早寝すべきだ。
 でも、人間というのは、快楽を手放せない。

 このままの生活スタイルだと、十年後ぐらいに死んでいるだろう。
 ああ、生きて、印税生活を愉しみたかった。
 もし、専業作家生活が花開いたとしても、その喜びの期間は長くないだろう。

 死ぬことは怖くない。
 死んで、存在自体がなくなってしまうとは考えていないからだ。
 ただ、あの世に行って、キリストに喜んで迎えられるかどうかは分からない。
 かなり自分勝手な生き方をしてきたからだ。

 来世でも、存在は無くならないが、身体を伴った快楽は無い世界である。
 食を食べる喜びもない。酒・煙草などの嗜好品の喜びもない。
 性の喜びもない。

 生きている内に、それらを存分に味わっておこう。
 やるだけの事はやった。

 来世に向けて大事なのは、魂が成長することである。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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