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頼んでもないのに、一方的に物を頻繁に呉れる人。

 今までの友人のなかで、3人ほど、そういう人が居ました。
 ちょっとした物から、高額な物まで、頻繁に呉れます。
 たしかに、それで有りがたかったこともあるんですが、お金や物がなくて不自由している状態は本人が我慢すべき状態です。
 あまり頻繁に一方的に物をもらっていると、相手との間に上下関係が出来てしまいます。
 こちらが卑屈になってくるんです。
「一方的に物をもらったら、君と対等でなくなるから、いいよ」
 と断るのですが、それでも呉れる人もいます。
 一番困る、馬鹿にされているように感じるのは、会う度に、ビール一缶とか、お菓子の食べかけのを呉れる場合ですね。
 こちらは乞食じゃないんですから。
 何で、こういう人たちが相手に物をあげるのかと推測してみますと、物をあげることで相手に好かれたいと思うからでしょうね。
 何も物をやりとりしない関係だと、自分が相手に好かれる可能性が薄い、と思っているからではないでしょうか。
 もっとフラットな環境で、お互いに気分いい会話が出来ないとね。
 一方的に物を相手にあげつづけたら、「あれだけ親切にしてやったのに」と、相手が好意を持ってくれないと相手を恨みはじめますね。
 親切ではなく、親切の押し売りです。
 本当に、相手から、物が欲しい場合には、具申します。
 僕も、懇意にしてる人に、出版費用を貸してもらいたかったので、正式にお願いしたことがあります。
 そういう場合に、お金や物が生きてくるのです。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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