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話をわかりやすく伝えるには。

 結婚相談所のYoutuberの人の動画を観ていたんですが。
 その人の話は、聞き手に伝わりにくかったのです。
 一つの文章のなかでは、主語がぶれないほうがいいです。
「私は、こう思っていて、さらに誰それさんの経験では」というふうに、一つの文章のなかで、2人3人の人の意見が同時に語られると、
内容がストレートに伝わりません。
 もっと、文章を単純化して、一つの文章で、主語になってる人の主張をひとまず述べて、
あらたに別の文章を付け加えるときに、「そのことに対して、私は、こう思った」と言うべきです。
 逆に小説なら、そういう文章は面白くて、読者をくねる世界に連れてくることが出来るのでいいのですが……。
 動画にコメントで指摘しようか、と思いましたが、また反論のコメントがついて邪魔くさい議論になるのは嫌なので止めました。
 主語が同じ文中で変化しないか、ということは、小説家はかなり意識します。
 ただ、小説の場合は、変化するのも意識的に使うことはあります。
 他人に説明したい文章では、極力避けたほうがいいでしょう。

 

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作**『閉鎖病棟』**です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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