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同じ製品は、二度と手に入らない!

 昔、手放してしまった、或いは、誰かにあげてしまった、或いは、自棄を起こして捨ててしまった商品、というより製品。
 たいがいの場合、二度と手に入ることはありませんね。
 その製品とまったく同じ型番の製品は、希少です。
 デザイン的に、ある時期限定モデルとかだったら尚更です。
 僕が、昔持っていた、SEIKO LORD MATIC、もう、ヤフオクで探してもありません。
 一度あったのですが、経年劣化でボロボロでした。
 SEIKO SCUBAのダイバーズウォッチも、同じデザインの物は、もうありません。
 ORIENTのスイマーのスイマーという表示がないタイプの100メートル防水のツインクォーツの腕時計も、もう、10年くらいヤフオクで探していますが、ありません。
 となると、今売ろうかどうしようか迷っている、クロス タウンゼント メダリストの神戸市市章入りの万年筆も、一旦手放すと、同じものは、もう買えないでしょう。
 皆さん、思い出を大事にしたいなら、製品は手放さないことです。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作**『閉鎖病棟』**です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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