どうも、この事件、裏が深い。
古美術商は転売していたようで、上手く儲けていたようである。
陶芸家としては、それが悔しいし、自分の生活もままならないというのがきついのだろう。
それでも、そこは、商売ですよ。
陶芸家が、直接お客さんに、高額で売ってもよかったわけだし、
商才がないわ。
あいつ、上手いこと、汁吸いやがって、と思うのも、自動車販売でも同じでしょう。
いかに、安く仕入れて、それを魅力のあるように見せて、それで買って貰う。
壺でもそうです。
制作者だとしても、利益を得るためには、一工夫しないといけない。
言われるままに納品してて、ウチだけ儲からない、と、ぼやいていても、それはおかしいです。
それが資本主義なのですから。リバタリアニズムのなかで生きているのですから。
【加筆】
ここまで書いてきたのだが、実は、古美術商のほうが、エグイ商売をしていて、陶芸家の作品を二束三文で叩き買いしていたのかもしれない、と思えてきた。
三千円で叩き買いして、それを20万円で売るような。
犯罪を犯したほうが、悪く言われてしまう。
詳細な事実については、新聞をお読みください。