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若かりし頃…

 先輩のバンドに加入していたんですけど、偉そうに言われたのもあって辞めて、

一つ下の男の子とバンドを組んだんですよね。

 僕がドラムで、彼がボーカル&ギターという編成です。

 ニューミュージックというジャンルでしょう。

 ハードなロック風のや、爽やかなものを作ってましたね。彼は。

 200曲ぐらい、駆け出しのその頃でも作ってたと思います。

 カセットテープに、4チャンネルで録音できる機材も買ってました。当時としては、進んでいたんです。

 コードは書けるが、メロディー譜を書くのは苦手で、いつも録音に頼ってました。

 小節感覚が変で、メロディーの循環が八小節まわりなのに、突如7小節で終わったり、そういうところはあったんですが……。

 あるとき、さわやかな新譜が完成した、と、意気込んで僕に報告にきたんです。

 ボサノバで始まって、後半はマーチになって、前向きに生きていこう、というテーマを感じさせる曲でした。

 ボサノバで、♪カッカ・ツッカツ・カッカ・ツッカツ~

 何とも、爽やかなカップルの部屋を思わせるような編曲で、

 ♪ 朝日がまぶしい~ テラスの午後3時

 と、歌うわけですよ。

「お前、おかしいやろ?」

 と、さすがに突っ込みましたね。

 午後三時に、朝日が眩しいのか、と。

 でも、あの当時、オリジナルを作曲してた子は、少なかった。

 彼も、結局、プロにはなれなかったんですが、今ごろ、どうしているでしょうか。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >makimakiさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

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