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男同士、用もないのに連絡を取り合うのはやめよう。

 友人2、3人から、頻繁に電話がかかってきます。
「別に用はなかったんやけどなぁ」
 と言う、第一声です。
 恋人じゃないんですからね。
 男同士、そんなに連絡を取り合うものじゃないでしょう。
 仕事なら、毎日出会う必要はあるけど、仕事でもないのに、そんなに頻繁に連絡を取り合う必要はないでしょう。
 必要がないだけじゃなしに、喋っていて別に楽しくない。
 では、どういうときに連絡すべきなのかというと、
どちらかに大きな変化があったときです。
 それを報告するのです。
 土産話(みやげばなし)です。
 それを肴に、酒を酌み交わすのです。
 『男はつらいよ』でも、寅さんは、ずっとおじちゃんおばちゃんの家に居るわけではありません。
 たまに、ひょこっと帰ってくるから、新鮮な話が出来るのです。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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