・まずは、運転資金を用意する。
貯金も利用したほうがいいですね。
借り入れだけでする方法もありますが、それだと、すぐに返済も始まるのでキツイです。
借り入れは、色んな機関や行政などが出している制度を使うほうがいいです。銀行カードローンなどは使わないほうがいいです。返済の金利が高いですから。
・ECサイトを構築する。
ECサイトを作れるサービスに、色んな企業がありますが、僕はヤフーショッピングを使いました。
簡単に作れるフォームと、かなり構築に手間が要るフォームがあります。
ヤフーのは、かなり手間が要ります。
それと、運営してる状態でかかった経費を、ECフォーム提供会社側に支払うとき、クレジット払いしかできない企業があります。
ヤフーは、経費の支払いは、クレジット決済だけでした。
クレジットカードが持てない人は、この点を考えて、ECサイト提供会社を選んだほうがいいでしょう。
・起業する。(屋号を決める。個人事業主として税務署に登録する)
屋号(個人事業主の事業のお店の名前、または、法人名)を決める。
法人で始めたい場合は、法人登録する。(これは詳しくありませんので省略します)
・扱う商品によっては、古物商許可を得る。
中古品を扱う場合は、古物商許可を得ましょう。
警察署に行きます。
申請に、お金がかかります。(僕の場合、当時で、19000円かかりました)
・仕入れルートを確保する。
リアル店舗で買い付けてくるのもアリです。(あとで買値より高く売れる見込みがある価格で買い付けることです)。骨董屋や、リサイクルショップがいいでしょう。
問屋で買い付ける。(この場合は、商店組合などに登録していないと、そもそも問屋がどこにあるのかも分かりません)
ネット上の問屋で買い付ける。これは、検索で探してみてください。
・倉庫を確保する。
商品を保管しておく場所です。
自宅でも構いません。その場合は、古物商許可の段階で、その部屋を事業所として登録する必要があります。
・集客する。
お客さんが、ECサイトに来なかったら、商売になりません。
チラシを撒く、リスティング広告を使う、SNSやブログなどから呼びこむ、などの方法があります。
・規模が大きくなって来たら、作業を業者に丸投げする。
冒頭に掲載した、フルフィルメントというサービスは、商品を企業側に持ちこんでおけば、受注から配送までの業務(受注、梱包、在庫管理、発送、受け渡し、代金回収まで)の一連のプロセス全体を代行してくれるサービスです。
商品の単価が安く、薄利多売を行わなきゃならない場合、作業は膨大になります。
商売の規模が大きくなって来たら、こういうサービスを使うといいでしょう。
・配送業者と法人契約を結ぶ。
配送料は、一般の人が持ちこむのと企業が持ちこむのでは違ってきます。
一般の人は、そんなに頻繁に発送しない、という前提ですので高いです。
法人契約を結びましょう。
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以上が、僕の分かる範囲での、ネットショップ運営についての方法のご紹介でした。
余談ですが、個人事業主に関して言えることは、集客できなくてなかなか商売が軌道に乗らなくても、そのままつづけることが大事だということです。
つづけていれば、お客さんが付くことがあります。
貴方がチラシを撒いても、見た人は、すぐには行動を起こしません。
忘れた頃に、お客さんが来ます。
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