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感覚が違うよ。

 僕の同級生で、

「親父が寝込んでしもてん。山雨くん、アンタのお父さんのお葬式のときには、出たったんやから、ウチの親父が死んだら、葬式に出てな」

 と言う人がある。

 そりゃ、亡くなったと分かれば葬式には出るかも知れないけど、

それを、友人に催促するのも可笑しいのではないか、と思う。

 ウチの父が死んだのは、僕が23歳のときだ。

 23歳のときに父が死ぬ、というのは、かなりショックである。

 恋愛も、その当時進行形だったから、父の後押しがあったら結婚が決まってたのに、と思える歯がゆさもある。

 今の話、友人は、48歳である。本人が。

 48歳で、自分の父が死んで、どの程度のショックなのか、と思う。

 普通に行けてれば、自分の妻と子がいて、子供が高校生くらいになっている年齢である。

 自分が結婚していなかったとしても、48の小父さんが、自分の父が死んで、そんなにショックか、と思うのである。

 その友人は、僕の結婚式にも出てくれなかった。

 恐らく、自身が未婚だったので格好悪いと思ったからだろう。

 こっちは、自分の妻まで死んだ。

 その葬式にも出てもらってない。(香典だけは、もらったのかも知れない。記録を確かめてみる)

 それなのに、こちらの父の葬式に出てやったのだから、自分の父の葬式に出てほしい、と言うのである。

 感覚が、おかしくないか。

 生きてる内に、見舞いに来てやってくれ、と言うなら分かるが。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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コメント

  1. スーだら節 より:

    こんにちは。文面のその方との関係はどうなのですか。親戚、同級生、友人?わざわざ家にきてそういわれたのでしょうか。親しい間柄なのでしょうね。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >スーだら節さん
    あんまり力説することでもなかった、と思っています。
    雑談の途中で、そんな話になったということですね。

  3. サイバー伝説 より:

    こんにちは。やはり歳がいっても健康でありたいですね。そんなことを話す年齢に自分もなってきているということですか。そのかたも年齢が近いので心配なのですね。その時、気まずくなかったですか。

  4. 山雨 乃兎 より:

    >サイバー伝説さん
    「そりゃ出るけどよ」と、その場は言って、すぐに他の話題になりました。
    もう、僕たちの年代の親は、若くないですからね。
    また、お寄りくださいね。(^。^)

  5. ラーメンブログ より:

    こんばんは。良き友達の印象ですね。最近はその彼と頻繁に会っているのですか。飲みに行ったりしているんじゃないですか。ふと寂しくなるものかもしれません。

  6. 山雨 乃兎 より:

    >ラーメンブログさん
    今は、一時的に人付き合いがほとんどありませんが、同級生のうち何人かとは腐れ縁です。また、自然につき合いが戻りますね。
    また、お寄りくださいね。(^。^)

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