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さだまさしは、心を歌う。

 パソコンで遊んでいたのですが、ふと、『関白宣言』が聴きたくなって、Youtubeで聴いてました。

 一曲終わったら、他の歌の案内も出ますので、次に、『雨宿り』を。

 そして、次に、『償い』という歌を聴きました。

 坦々と、あったことだけを描く歌詞ですが、人間が大事にすべき心を描いています。

 現代人は、リバタリアニズムで、法律さえ護っていれば、あとはどう生きても構わない、と思う風潮が強いなか、

でも、法律を護るだけでは駄目だろう。もっと、果たすべき責任があるだろう、と再認識させます。

 『償い』の歌詞の背景の場合、加害者は刑事罰を受けたら、民事訴訟を起こされない限り、懲役だけを受ければ、それ以上被害者に対して、何もしなくてもいい、ということになりますが、

それでは、人間失格ですね。

 『関白宣言』の場合、結婚をする気なら、一生女を経済的に面倒みていく覚悟がなくてはならない、ということを歌っています。

 何でも、楽しいことのオプションには責任が伴う。

 過去の過ちに対しても、責任がある。人間は。

 『雨宿り』は、恋愛・結婚の経緯を歌った歌です。この歌には、人間心理が率直に語られている。

 人間、自己研鑽は大事だけど、それだけでは足りない。他人に対して何が出来るか、ということ、しようとする姿勢も大事です。

 格好をつけた歌や、恋愛の情熱だけを歌う歌が多いなかで、人間の忘れてはならない基本を歌っています。

 さださんの心中に、信仰心的な善性のものが宿っているんでしょうね。

 信仰とは、何も宗教を信じることだけではありません。生きていくことそのもの。忍耐することをも指します。

コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >makimakiさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

  2. 山雨 乃兎 より:

    >ゆきママさん
    >enigumaさん
    >teftefさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)

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