鶴見済(つるみ・わたる)さんの、『完全自殺マニュアル』を読みました。
例によって、感想は、追記をお待ちください。
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追記・感想
「自殺は、いけない」という風潮・世論、道徳に対して、「そうとも言えない」という
見解の著者。
人生は、人によって違う。自殺がいけない、と簡単に言える人は、とてつもなく大きな
挫折や不幸に遭遇したことがない人なのだろう、と著者が言うが、私もそう思う。
本編では、自殺の方法について、前書き以外の部分の全編に書かれている。
どういう方法があるのか。どの方法が、楽なのか。
また、焼身自殺に限っては、世の中に訴えたいことがある場合、かなり有効である、と
する。
クスリによる自殺の場合は、どの程度が致死量なのか、詳細に調べて書かれている。
「首吊り」が、一番楽な方法らしい。詳細については、本編に譲る。
感想とも、私の意見とも言えるのだが、自殺は、「逃げ道」であると思っている。
どんな人でも、厭な人間関係から逃げる。そのために会社を辞めたりする。
じゃあ、人生そのものが苦痛以外の何ものでもない状況になったら、逃げるのもアリな
のではないか、と思うわけである。
そのときに、自殺という方法をとるわけだが、誰でも、苦痛は味わいたくないし、失敗
して障害者として生き残りたくもない。
そうならないための方法を書いてくれたのが、この本である。
今、人生が順調に行っていて、死ぬ必要もない人も、いざとなったときに、スパッと死
ねるように、この本を手元に置いておくのがよいのではないだろうか。
一時は物議を醸し出し、流通が止められていた本だが、今は流通している。
もう一つ言えることは、「自殺するしかない」と思い詰めたとき、「自殺以外の解決策」
は本当にないのか、を、誰かに相談してほしい。本人には見えていない解決策がある場合
もある、ということだ。
コメント
>makimakiさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)
書評、しばらくお待ちくださいね。
>one_and_onlさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)