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気分のモンでしょ? 薬局を替わった理由。

 もう、昔話になりますが、行きつけの薬局があったんです。
 その薬局は、スタッフが全員美人なんです。
 それで、毎回応対してもらうのが嬉しくて通っていました。
 ところが、ある時期に、チェーン店である別の店舗から当該の薬局に替わってきた、
中年のおじさん薬剤師があったんです。
 そして、僕が、いつものように処方箋を提出しようとすると、
「ああ、山雨さん、どうも」
 と女性スタッフが声をかけてるのに、その男性薬剤師が、脇から出てきて、
「いやあ、どうもどうも、こちらへどうぞ」
 と対応します。
 薬ができて渡される段階でも、女性スタッフが持ってきているのに、
それを取って、
「どうぞどうぞ」
 と。
 女性スタッフも、申し訳なさそうにしてました。
 そのおじさん、僕に薬を渡しながら、
「どうですか。お変わりありませんか」
 などと言い、結局、すべて、おじさんと会話するだけになってしまいました。
 別に女性スタッフと話して、その後の進展を望んでいるわけではないのです。
 どうせ、会話するなら異性と話したいというのが人情じゃないですか。
 それで、その回を最後に、薬局の登録店を変えました。
 次の薬局でも、その次の薬局でも、気分良く応対してもらっています。
 今でもわからないのは、その、おじさん薬剤師のとった行動の意味です。
 現実には、自立支援制度をつかって一割負担で支払ってましたが、三割負担と考えても
4000円台です。ということは、ひと月に10000円以上の利益を失ったことになりますね。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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コメント

  1. sakamono より:

    それが人情というものですよね。
    どうせ同じことなら美人の店員さんに。
    その後の進展とか全然関係なく純粋に(?)^^;。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    そうですよね。
    進展は、あれば尚よし(笑)

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