山田博士(やまだ ひろし)さんの、『脱コンビニ食!』を読みました。
感想は、例によって追記で挙げます。
一寸、疲労しているので、遅くなるかもですが、しばらく待ってくださいね。
感想
殆どの企業で人員削減が行われているご時世。
正社員の働く時間が長くなっているらしい。彼らは、くたくたになって深夜に帰宅するとき、コンビニに寄って、夜食を仕入れる。そういう図式ができているらしい。家に帰っても深夜だし、奥さんに食事を頼むのも気が退けるし。独身ならなおさら、家に帰って料理をつくるほどの元気も残っていないので、ついついコンビニ弁当で…。という図式らしい。よく働く人ほど、食事が簡易になるという悪循環に陥っているらしいのだ。
身体に悪い添加物、容器からの有害成分の滲み出し、輸出・輸入を優先させるので、酸化防止剤を大量に使うなど、この本を読めば、人が食する物で安全なものを探す方が難しいという気分になる。
そんなに騒がなくても、健康に問題などない、と仰有る向きも、少しずつ毎日、有害物を蓄積しているのだから、或る日、突然に病気になってもおかしくない。
食べる物が、切れる人を創るとも書かれている。
というのは、脳の前頭葉までフリーパスではいってくる添加物もあるからだ。
コンビニ食というのは、コンビニで買う食品だけを指しているのではないそうだ。
これだけ沢山の食品が指摘されていると、何を買えばよいのだろうと思うが、穀物、野菜は農家から(少なくとも生産者の顔の見える商品を)。
魚類は市場から買ってくるのが良い。
遠いところから輸入すると、製品を腐らせては困るので添加物や酸化防止剤が使われる。
病気という程でなくとも、花粉症の人だけでも人口の何パーセント居るだろうか。食が関係していると書かれている。偏頭痛がある。肩こりになりやすい。胃腸の具合がよくない。苛々する。特に理由もないのについ部下を叱ってしまう。というように、何らかの不調を持っている人が大半なのではないだろうか。
男でも女でも、自ら包丁を持って料理をすることで、添加物をとらない生活ができる、と山田氏は仰有る。
水は、一晩、蓋を少しあけた容器に汲みおいておく。
動物は、遠距離を移動して食品を買い付けに行かない。
自分の生きているテリトリーのものを食べる。
ヘビは、有精卵を狙って呑み込む。無精卵には見向きもしない。
命を食べるから元気になるらしい。
魚もできるだけ、今さっきまで生きていたものを食べる。ご飯も、土に埋めると芽が出る状態のもの(できるだけそれに近いもの)玄米や五分づき米などを食べる。豆も一緒に炊くとバラエティーに富んで食べやすくなるらしい。
全ての主張に、出所(参考文献からの確証)が添えられていた。
朝方の生活の方が、夜一時半から四時半に睡眠中にメラトニンが多く生成されるので善い。それと、いくら食に気を遣ってもタバコを吸ってると台無しだ。という論には、耳が痛かった。
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コメント
自分もコンビニ弁当をあまり食べなくなりました。そうすると、たまに食べると、なんだか、あまりおいしくないなぁ、と感じるようになってきて。いろんなモノが添加されているモノは、あまり食べたくないですが、探す方が難しいですね。それでも自分なりに気をつけているつもりです。あ、自分もタバコ吸ってるんだった。耳が痛い^^;。
>sakamonoさん
食べる物に気をつけていて、たまに、一回くらいいいや、と思って添加物の大量にはいっている物を食べると、添加物の匂いが分かるでしょうね。
僕も、製薬会社の製造の仕事をしていた時期、缶コーヒーに薬品に類似した匂いを感じて、缶コーヒーを、その時期は飲まなくなりました。
タバコは、添加物どころの比ではない、という風に書かれていました。でも、僕もタバコはやめられません。非常に耳が痛いです。(笑)