『システムエンジニアの仕事って…!?』読了(追記あり)

 牧村あきこさんの、『システムエンジニアの仕事って…!?(気になる仕事をチェック!)』を読みました。


システムエンジニアの仕事って・・・!? (気になる仕事をチェック!)

システムエンジニアの仕事って・・・!? (気になる仕事をチェック!)

  • 作者: 牧村 あきこ
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2005/06/03
  • メディア: 単行本

 感想は、追記をお待ちください。

 

 

   追記・感想

 

 システムエンジニアの仕事って、よく耳にするけど、どんな内容なのだろう、と思って本書を

手に取ったのです。

 

 概略的には、ゼネラリストの仕事ですね。

 専門的に強い分野を一つ二つ持っていて、そこから、全体を把握し、仕事の指示を出す。

 

 プログラムに強いか、ウェブページ構築に強いか、何か柱となるスキルが、それぞれのSEに

はあるようです。

 

 専門的な仕事だけをするか、企業から打診があった案件に関して全体的な指揮をとるか、は、

企業の規模に比例していることが多い、と書かれていました。

 すなわち、自分の勤める会社が小企業だと、全体的な仕事をするパターンが多いようです。

 

 システムエンジニアって、縁の下の力持ちなのですね。

 それでも、システムが上手く起動しないと、問題も出てくるので、その問題をいち早く解決し

なければいけない立場もあるようです。

 たとえば、電車の改札システムが、不調になった場合、夜を徹して回復作業に当たらねばなり

ません。

 

 中盤以降では、資格のことが出てきます。

 システムエンジニアの仕事に就く場合、資格は要らないらしいのですが、資格というのは対外

的に自己の能力を表すものなので、当然、今からシステムエンジニアになろうと思っている人に

も、自分をアピールできる大きな要素になるようです。資格は。

 

 どんな資格でもそうですが、国が認めている資格と、ベンダー系の資格があるようです。

 

 システムエンジニアになっても、僅か三年で辞めていく人も多いそうです。

 それは、やはり、いきなり最前線に放り込まれて、仕事に自分で取り組んでいくしかないとい

う仕事の形態によるようです。

 

 新しい技術が、どんどん出てくる業種ですから、勉強も、掲示板などに行って、活発に意見交

換してくるなどして知識を仕入れることが多いようです。

 

 結局、仕事だから、納期に間に合わせなくては話しにならない。

 そういう意味では、無理なスケジュールもはいってきたりするようです。

 

 旺盛な興味と意欲、それに、丁度、粘着質で分かるまで諦めない、という性格の人には向いた

仕事かもです。

 

 最低限、プログラムの何たるかは分かっていないと駄目なようです。

 

 システムエンジニアの仕事をつづけるに当たって、途中から、コンサルタントやマネジメント

の仕事の方にシフトしていく事もできるそうですが、なかなかとっかかりは容易ではないようで

すね。

 

 資格の項目では、一番とりやすいのが、初級シスアドの資格と書かれていましたが、それも簡

単ではないよう。

 コンピュータをユーザーとして使いこなすレベルの為の資格と、システムを構築して、お客さ

んに喜んでいただくレベルの資格があるようです。

 

 大学で文系だったけど……、という人でもシステムエンジニアの仕事の門戸は開かれているよ

うです。

 それは、いかに顧客とコミュニケーションがとれるか、という事の方が大事からみたいです。

 でも、入社してから、かなり勉強しなくてはいけないらしいです。

 

 やはり、仕事と名がつけば、何でも簡単ではありません。

 素人が急に代われるという職種ではないようです。

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コメント

  1. 山雨 乃兎 より:

    >ナノノさん
    ナイスを有り難うございます。^^

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