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願いつづけていれさえすれば、という考え方を変えねば。。。

「君も夢を持て」

 とか、

「夢を諦めなかったから成功した」

 とスポーツ選手などがインタビューに応じているのを、

「自分も、思いつづければ、ああ成れるんだ」

 と単純に思っている人が意外と多い。

 マーフィーの法則でも、そう書かれていたではないか、と思う人も居ると思うが、

思っている想念の力だけで成功が導き出せるものではない。

 シンデレラストーリーのように、或る日、突如、自分に才能までもが備わって、その後順風満帆にいくというのは、フィクションのなかだけの話である。

 インタビューに答えるスポーツ選手でも、思いつづけるのと同時に相当の研鑽を積んでいる。

 努力をしている。

 また、その努力の向く分野というのも、人によってさまざまだ。

 私は、或る宗教団体に通っていたこともあって、そこでは集会中、正座と胡座だったので、慣れて、今自室でも、16時間すわりっぱなしで居てもぜんぜん苦痛ではない。

 これが、執筆に向いている。

 コンピュータで清書するときも含めて、いくら永い時間すわって書いていても、苦痛ではないのだ。

 もし、トイレも簡易便器があるなら、自室から一歩も出なくても何日でも生活できる。

「飽きないか」と思われそうだが、本も読んでいいという条件なら、何日でも同じ場所で過ごせる。

 何かを実現するときに、現実的に考えないと無理だ。

 夢をみているだけでは、夢は叶わない。

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