PR

イマジネーションとは違う場合もある。

 文芸社さんが、自費出版用の窓口として原稿審査されていて、昔は僕も多数点だしたのだが、

よく、その担当者さんの感想(審査評)で書かれていたことは、

「この作者には、充分なイマジネーションがある」

 と、僕を褒める言葉だったのですが。

 オッと、もちろん忌憚のない瑕疵の指摘もありましたよ。

 それで、「イマジネーションがある」というのは、僕の場合、実のところ、誤解です。

 現実にはあり得ない事項を、ファンタジー性を持たせるために加筆する、ということは勿論していますが、

体験した事柄そのものが、不可思議なことが多数あったから、それを作品に書いている場合もあるのです。

 それで、思うのは、漆原友紀(うるしばら ゆき)さんの、『蟲師(むしし)』という漫画は、作者の体験だろうか、と思うのです。

  以下は僕の体験ですが。

 フライングヒューマノイドの身体全体が光る鎧武者が、光か電子か電磁波かで出来た刀で斬りかかってきて、その鎧武者がムカデをこちらに飛ばしてくるのです。

 その鎧武者が飛ばしたムカデが、こちらの鼻や耳の穴から頭部にはいるのですよ。

 これが、単に幻覚とも言えなくて、当時でも周りの人でも見えていた人も居たし、その後、耳の具合が優れなくて耳鼻咽喉科に行ったら、コンプレッサーで風を送ってもらったときに、ムカデが実際に出て、医者が「君の話は、わかったけど、ワシでは手に負えんわ」と言ったのです。

 この耳や鼻から入る虫の描写が、『蟲師』に登場する虫に、そっくりなのです。

 漆原友紀さんにも、同じ体験があるのでしょうか。

 創作者は、神秘な体験をしている人が多いですね。

 だから、僕の場合、私小説を書いても、奇想天外な話しにもなるんですよ。

蟲師 (1)  アフタヌーンKC (255)

蟲師 (1) アフタヌーンKC (255)

  • 作者: 漆原 友紀
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/11/20
  • メディア: コミック

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
山雨 乃兎をフォローする

コメント

  1. こんばんは。難しい話題ですね。最近は外で飲んだりしてますか?ネットで友達ってできますか?(実際会ったとか)山雨さんの10年後はなにしてらっしゃると推測します?聞かせてね。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >あかねのママさん
    地方都市に住んでいるので交通手段はもっぱら車です。
    だから、酒気帯び規制が厳しくなってからは外では飲まなくなりました。
    ネットで友達はできますよ。
    特に、ブロガー同士は友達になることがあります。
    実際に会った人も居ますが、お互いの地理的距離が遠いと会いにくいですね。
    10年後は……。実は秘かなモクロミはあるのですが、内緒です。
    あかねのママさんは、その名のとおり、ママさんなんですか?
    ご結婚されてるの?

PVアクセスランキング にほんブログ村 新(朝日を忘れた小説家)山雨乃兎のブログ - にほんブログ村