障害者同士で語らう。

 今日、予約で決まっていた人と、偶然来訪した人とを合わせて、

三人で、自室で、すこし語らった。

 僕も含めて、三人とも精神障害者なので、お互いに相手を急き立てることなく、

肩の力を抜いた話ができた。

 一人は、僕にパソコンを教わりに来ていたんだけど、僕は、パソコンは、ワード・エクセルがからきし使えないので、あまりお役に立てなかった。

 精神障害だけではなく、身体の怪我やら重病に見舞われ、大変な状況から這い上がろうと、今はパソコンの勉強をしている。

 こういう、普通の人だったらとっくにめげてしまうくらいの挫折から這い上がった人は、強いのよ。

 もう一人の彼は、障害を持ちながらも、資格の勉強とかをしていたのだけど、なかなか結実せず、最近は、飲み屋通いに嵌ってしまっていたのだが、

僕の薦めで、評論と小説を書く決心をした。

 三人とも、さきざきの将来のことが不安だと言った。

 でもね、あまり先のことになると、健常者も、いつどうなるかは分からない。誰でも、幸不幸は、先の先では、どうなるかは分からないのだから。

 昔、よく相談事をしていた兄のような人に、

「今(現在)と、ちょっと先のことだけ、見えていればいいんだよ」

 と言われたことを思いだす。

 そうでないと、誰でも、先の先まで考えると、一歩も動けなくなる。善い方にも、悪い方にも千差万別の可能性があるのだから。

 小説を書く友人、が出来たことは、自分の励みにもなる。(自分は書かないで、批判だけする人が、メチャ多いから、いささか草臥れた)

 夏至ですね。

 いよいよ、夏ですね。

 では、またね。

コメント

  1. 卓郎 より:

    3人とも障害年金を受給しているのですか、3人の年齢は近いのですか。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >卓郎さん
    そうですね。三人とも障害年金を受給しています。
    内一人は、厚生年金をかけていた期間が長いので、額が大きいですよ。
    僕ともう一人は、同級生です。もう一人は、かなり年上です。

  3. sakamono より:

    「今(現在)と、ちょっと先のことだけ、見えていればいいんだよ」
    この言葉、すごくいいです。私も心に刻みつけておきます^^;。

  4. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    人生の先輩のような人に、昔、そう言われました。
    取り越し苦労をせずに、楽観的に生きよう、という意味でしょうね。
    また、お寄りしますね。(^。^)

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