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夏休みの宿題、まったくやらなかった年。

 いつのことか、正確には覚えていませんが、
夏休みが終わって新学期になって登校して、先生に、
「山雨、宿題が提出されてないようだけど、どうした?」
 と訊かれて、
「やってません」
 と開き直ったことがありました。
「じゃあ、やったとこまでを提出しろよ」
 と言われたのですが、
「まったく、やってません」
 と言って、何も出しませんでした。
 先生は、ポカンとしていました。
 そもそも、提出は義務なんでしょうか。
 自由研究も含めて、何も出しませんでした。
 普段、真面目で通っていたので、びっくりされたでしょうね。
 中二か中三のころの話です。(笑)

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

ラフに語る、つれづれ記
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