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映画『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』完視聴

 映画『万能鑑定士Q-モナ・リザの瞳-』を観ました。
 難解です。
 学生時代、成績がよくなくて、学歴もない主人公(女)が、ただ一つ物から受ける感覚が誰よりもつよく、鑑定の仕事だけは出来た。
 もちろん、鑑定に必要な、美術品に対しての知識は勉強したのですが、サイコメトリーの能力が生まれつきあるのです。
 モナ・リザが、世界各国で順次展示されるということになって、その際の真贋を見極める仕事をする人を、ある組織が募集します。
 主人公は、その勉強カリキュラムの試験に合格してしまう。
 しかし、そのカリキュラム自体が、モナ・リザを盗みだすために真贋を見抜けなくさせるためのものだったようで……。
 主人公が、フランス語を必要に迫られて、サイコメトリーの能力をつかって数日でフランス語をマスターしてしまう、というのは、滑稽でした。漫画です。(笑)
 フランスに同行した角川の記者との、微妙な関係も面白かったです。
 なんと言っても、人間味あふれるキャスティングがよかった。
 難解ですが、是非、観てみてください。

 

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

映画評論
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