タレント。
昔は、そんな呼称はなかった。
一般人と何ら変わらない、何も一芸に秀でたところがない、ちょっとした美男・美女・またはキワモノ、が、今はいっぱいテレビに出ています。
いや、訂正すべきは、一般人は、それぞれの仕事のスキルがあります。
つまり、何のスキルもなくてフワフワとただ有名な人というのが、タレントのなかには居ます。
・俳優(せめて、舞台をやったことがあるぐらいの人)
・歌手
・文化人(作家とか学者)
・ものまね芸人
・お笑い芸人
・スポーツ選手
・芸術家
こういう肩書きすらなくて、ただのタレントというのが居ます。
なんで、あんな人が、テレビでチヤホヤされてるんだろう、と思いますね。
せめて、一般人より頭一つ抜けたコンテンツを持った人に出てきてほしいですよね。
たとえば、名指しは避けますけど、漫才師でも、ギャグで笑わせるだけで漫才の脚本としては、つまり喋くりとしては、何も面白くない人たち、とか。
テレビでしか演技できない俳優。しかも、自分がストーリーでどういう影響を与えているのかまったく分からずに、ただその場その場で、カットの台詞を言うだけで、しかも、そういう人が司会とかをしている場合もある。
アメリカでは、芸のない有名人は、すぐに仕事切られてしまいますよ。視聴者がそういう人を認めないから。
まあ、しかし、テレビは簡単には出演できない媒体だったわけだし、今は、テレビを見る人など極端に減ってきているのだから、芸能人も、インターネットで直接視聴者の風にさらされて、芸の有る人だけが残るようになるでしょう。