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他人の窮状を垣間見た。

真夜中のつれづれ記……
Image by Peggy und Marco Lachmann-Anke from Pixabay

 先日、口座からお金を下ろしに、コンビニのATMに行ったんですよ。

 先客が居て、ATMを操作していました。
 50代くらいの小母さん。

 ちょうど、一旦操作が終わった頃のようでしたが、次のカードを出して出金操作を始めたんです。

 ーーこのカードは、ご使用になれません。ーー

 出金できなかったようで、さらに、次のカードを出して、同じく出金操作を始めたのです。

 ーーこのカードは、ご使用になれません。ーー

 2回つづけて、出金できなかったようで、僕が来たタイミングで既に一度操作を終えてますから、おそらくつづけて3回、カードを変えても出金できなかったのでしょう。

 チラッとお財布が見えたのですが、お札はまったく入ってないようでした。

 ATMに通していたカードは、どれもロゴが大きく、どうやらサラ金のカードのようです。

 可愛そうになぁ、と思いました。

 借金が限度額までいっていて、カツカツなのでしょう。

 涼しい顔でATMコーナーを辞去されてましたが、心中お察しいたします。

 こうならないためにもっとも必要なのは、充分な定期収入です。

 思いがけず、他人の窮状を垣間見てしまいました。

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