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拙著『閉鎖病棟』紹介

山雨乃兎の書籍
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 皆さんは、精神科の閉鎖病棟とは、どんなところだと思われていますか?

 精神を病んだ人が、適切な治療を受けるところ。
 適度な運動、規則正しい生活に慣れさせる、ゆったりと看護師や医師にケアしてもらえる。

 実際に、そういう良い環境を提供している閉鎖病棟もありますが、現実は、そうでないところも存在します。

 この作品、『閉鎖病棟』を読むことによって、精神科閉鎖病棟の或るケースを体感していただけます。

 主人公、黒岩盾男は、自身の抱えていた問題が元で、関係の薄い同級生からの身代わり借金に応じてしまいます。
 その後、毎日、サラ金業者からかかる督促の電話。
 借り入れは、4社。
 一日にかかってくる電話は、1社につき2回。
 合計、一日に8回の電話が、連日、黒岩を追い詰めます。

 しかも、そのとき、黒岩は、前職を辞めたところで無職。返せるはずもありません。

 このストレスと、黒岩自身が抱えている問題のダブルパンチで、黒岩は、統合失調症を発病。とても一般社会では生活できない症状が出て、自ら精神科を受診し、任意入院します。

 黒岩盾男は、どうなってしまうのでしょうか?

【著者の経験とフィクションを交えて描く、小説『閉鎖病棟』

 帚木 蓬生さんの、『閉鎖病棟』とは、タイトルが同じですが、同名異作です。
 帚木さんの作品とは、また違った角度で、閉鎖病棟を描写します。

 様々な意味で、考えさせられる作品です。

 是非、ご一読ください。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

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