【『ホテル・琵琶湖イースト』は、小説です。架空のホテルですが、モデルは実在します。】
新婚旅行、国内でおすすめは、滋賀県琵琶湖の湖畔のホテル
皆さんにも、一度行ってほしい場所です。
琵琶湖のくびれた部分、琵琶湖大橋がかかる東岸にある、ホテル・琵琶湖イースト。
新婚旅行で主人公夫婦が連泊するホテルです。
12階建ての最上階から眺める、照明のついた琵琶湖大橋と湖岸は壮観です。
部屋は、トリプルルーム。充分な広さにダブルベッドが2床もあり、壁は落ちついた緑で抽象画がかかっています。
近くには、観光スポット(比叡山、佐川美術館、スポーツ施設)などがあり、ゆったりとした時間を有意義に過ごせます。
結婚してから、セックスしよう(本来の在り方)
主人公、室井純一と浜口有希子は、恋仲になり、結婚することになりました。
義父に、朝帰りの原因を聞かれた有希子は、純一とホテルで逢っていたことを報告。
酷い剣幕で、純一に電話をかけてきた義父(義一)は、「順番が逆や。そういうこと(セックス)は、結婚してからするもんや!」と。
「結婚する気はあります」と言って、純一は義一を説得します。
それからは、結婚話がトントンと進んでいきます。
婚前交渉はすべきではないのか。
室井純一も浜口義一もクリスチャン。
とくに、キリスト教信者は、結婚まで貞操を守るべきなのか。
生理中のセックスは、聖書的には善くないんだけど……。
琵琶湖イーストというホテルでの、新婚旅行の蜜月の風景を描く
琵琶湖畔の地上12階。
恋愛感情と性愛感情が入り乱れ、活発な二人の様子が描かれる。
コンビニで買い込み、ホテル・琵琶湖イーストの部屋でビールとセックス三昧。
文学談義をしたり、トランプ占いをしたり、佐川美術館を訪れたり、比叡山を登ろうとしたり、テニスに興じたりと色々するけど、基本的にセックスに夢中。
しかし、そんな日々に、意外な変化が……。
中盤からのSF的展開に、読者驚愕!
登場人物と舞台説明
・室井純一(主人公)様々な仕事を転々としている。物語当時、工場派遣の契約が切れて無職。39歳。小説家を目指している。
・室井(浜口)有希子 純一と同じく統合失調症に罹患しているので無職。純一とは、通院先の病院で邂逅する。35歳。純一と同じく、小説家を目指している。ラルク・アン・シエルの熱狂的ファン。
・浜口義一 有希子の父。本編には、職業詳細は出てこないが自営業。敬虔なキリスト教信者。純一に、ゴルフ会員優待のホテルを紹介する。そのなかに、ホテル・琵琶湖イーストがあった。
・浅川 室井の中学時代の友人。室井の結婚式では、室井に頼まれて司会を務める。セールスマン。
・館山 室井の中学・高校時代の友人。室井の結婚式では、アシストを務める。自営業。
・鈴木(女) ホテル・琵琶湖イーストのフロント係。細身で美人。丁寧な接客。機転が利く。20代前半。
・古川(女) ホテル・琵琶湖イーストのフロント係。少し肥っている。風貌が垢抜けていない。性格がおっとりしている。20代前半。
・大浴場のボイラー係 男性。恐らく70代。ほがらかな人柄がにじみ出ている。室井純一に出会ったとき、スター性を感じたようである。
・大浴場の脱衣場で出会った、がっしりした体格の若者。(男)ラグビー経験がある。
・鈴木さんの元恋人と思われる男 白いトレーナーを着て、痩身。20代後半。
・半井刑事 滋賀県栗東署の刑事。
・軽四自動車に乗り込む男性 俳優のベンガルに似ている。
*ホテル・琵琶湖イースト 室井夫婦が、新婚旅行で投宿するホテル。
*小沼ピアノ工房 室井が勤めていた企業。
*平山郁夫 画家 作中の美術館に彼の作品が展示してあるシーンあり。
*エミナンス・ブリーズ・クラブ 浜口義一が所属しているゴルフ会員権の団体。
*晶洋出版 大手出版社
読んでみてね。(試し読み・unlimited読み放題・電子kindle・ペーパーバックがあります)
最初は、鳥影社から出版したのですが、そちらは現在絶版ですので、KDPでの復刻版『ホテル・琵琶湖イースト』(ペーパーバック版)をご購入くださいね。
男と女が惚れあって、愛し合い、セックスに興じるのがこんなにも愉しいものなのか。それを感じます。寛げる部屋の様子。佐川美術館での絵への感銘。
そして、中盤以降の、意外なストーリー展開は、きっとアナタもびっくりするでしょう。
【KDPでの復刻版は、現在、文章校正を施し、瑕疵を訂正しています】
【この物語は、フィクションです】
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