監督・脚本・主演 北野武さんの『Broken Rage』を観ました。
感想は、追記をお待ちください。
追記・感想
この映画を観てて、北野武って実際にヤクザなんじゃないかと錯覚した。
歩き方も、人の殴り方も、銃で人を撃つ動作も、完全に手慣れている人の動きです。
僕は、北野さんの他の作品は、まだまったく観てないのですが、この映画を観て登場人物一人一人の動き(所作)が、演劇的ではなく自然に感じました。だから、リアル感バッチリです。
アバウトにストーリーを紹介すると、主人公(初老の小父さん)が都会のアパートで独り暮らしをしていて、喫茶店に通うんです。
主人公、ほとんどの場合喫茶店では注文をせず、誰かから託された封筒をマスターから受けとる。
この辺でピンと来ましたが、殺しの依頼かな、と。
まあ、案の定だったのですが、殺しのシーンがスムーズすぎる。しかも、見応え有りの鮮やかさ。
普通、もっと予期せぬ相手からの反撃を食らうだとかありそうなのですが、却ってすんなり行くことで、観てて痛快に感じます。
それにね、サングラスだけで顔を隠して、公の場で銃で狙撃したら簡単に足が付くでしょう。普通はね。
大筋のストーリーとしては、ちょっと凝った展開になっていました。
本編は、中編2部構成になっていましたが、2部のスピンオフは、1部をパロディー化したものでしたが、正直あれは要らんと思いました。私見だけど、2部はお笑いとしてもそんなに面白く感じませんでした。
*PR
Amazonプライム視聴ページは、こちら→ 『Broken Rage』
コメント