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気分のモンでしょ? 薬局を替わった理由。

 もう、昔話になりますが、行きつけの薬局があったんです。
 その薬局は、スタッフが全員美人なんです。
 それで、毎回応対してもらうのが嬉しくて通っていました。
 ところが、ある時期に、チェーン店である別の店舗から当該の薬局に替わってきた、
中年のおじさん薬剤師があったんです。
 そして、僕が、いつものように処方箋を提出しようとすると、
「ああ、山雨さん、どうも」
 と女性スタッフが声をかけてるのに、その男性薬剤師が、脇から出てきて、
「いやあ、どうもどうも、こちらへどうぞ」
 と対応します。
 薬ができて渡される段階でも、女性スタッフが持ってきているのに、
それを取って、
「どうぞどうぞ」
 と。
 女性スタッフも、申し訳なさそうにしてました。
 そのおじさん、僕に薬を渡しながら、
「どうですか。お変わりありませんか」
 などと言い、結局、すべて、おじさんと会話するだけになってしまいました。
 別に女性スタッフと話して、その後の進展を望んでいるわけではないのです。
 どうせ、会話するなら異性と話したいというのが人情じゃないですか。
 それで、その回を最後に、薬局の登録店を変えました。
 次の薬局でも、その次の薬局でも、気分良く応対してもらっています。
 今でもわからないのは、その、おじさん薬剤師のとった行動の意味です。
 現実には、自立支援制度をつかって一割負担で支払ってましたが、三割負担と考えても
4000円台です。ということは、ひと月に10000円以上の利益を失ったことになりますね。

コメント

  1. sakamono より:

    それが人情というものですよね。
    どうせ同じことなら美人の店員さんに。
    その後の進展とか全然関係なく純粋に(?)^^;。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    そうですよね。
    進展は、あれば尚よし(笑)

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