今、三田誠広さんの本を読んでいますが、御著書で言われていることに首肯しています。
世間一般では、自分の親を介護施設に入れるのは、情がない、と思われないだろうか、と世間体を気にして自宅で認知症の親の面倒を看るといった状況が、よくあるらしいのですが、
認知症の人の介護は大変です。
しかも、一人の面倒を看ることになると、家庭で社会人が最低限一人は付きっきりにならないといけない。
それどころか、奥さんが面倒を看ていても、旦那さんも一部交替で面倒を看なくてはならなくなり、仕事も休みがちになります。
認知症も重度になってきたら、兄弟でお金を出し合って、施設に入れることも賢明な判断だと思います。
面会には行けるのだから、残された時間、思い出をつくることは出来ます。
そうすると、旦那さんも奥さんも介護鬱になったりもせず、自分の人生も充分な活動ができます。
認知症の進行度合いにもよりますがね。
今日は、そんなことを考えました。
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