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自分の声が、判読できない

 さて、3月締め切りの賞には送ったし、休養も充分とったから、そろそろ新作の創作にかかろうと思う。

 この十年ほどは、現実を描いた文学を書いていて、あらすじをまったく決めずに書いていたのだが、今度は、久しぶりにあらすじを決めて書こうと思った。

 そこで、その設計図となるモチーフとして、睡眠時にみた夢をICレコーダーに録音した。

 それを文字起こしして、ストーリーの核にしようと思ったのだ。

 昨日から、とりかかってみたが、それが、ぜんぜん自分が何を言っているのかが判別できない。

 夢なので、録音の直前までは寝ていたわけである。

 寝起きの意識朦朧としたなかで、録音しているので、喉も渇いているし、滑舌がわるい。

 夢を記録しようとすると、起きてから5分以内に記録しないと、すべて忘れてしまう。

 非常に、困っている。


 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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コメント

  1. sakamono より:

    そういう試み、おもしろいですよね。後で聞いて、何を言っているのか分からないというのなら、難しい問題ですね。どうしたらいいものか...それにしても、パワフルな創作意欲がすごいです。

    • 乃兎 山雨 より:

      夢の内容が、意外とつかえることがあります。
      何度も聞き直すと、なんとか分かりますよ。
      また、お寄りしますね。(^。^)

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