図書館に行って、スクエアのCD借りてきました。
といっても、二枚とも古いアルバムなんだけど。
『SOLITUDE』というアルバム。
多分、アイルトン・セナが亡くなったときにリリースされたのではないかと思われる(1994年出)の盤。(間違ってたらご指摘ください)
F1のイメージ、さらにブラジルのイメージなんでしょうけど、ドラムのスネアドラムの音質はどうにかならないのか、と思ってしまう。まあ、好みの問題なんでしょうが…。
硬すぎ、軽すぎ(スネアの音質が)。それでいいんでしょうけど、多分、サンバを意識してバラード風の曲(スクエアオリジナルの)を集めたという事なんでしょうけど。
でも、こんな乾いた音、しかも、ライブで聞いたらうるさく聞こえてしまう音質のスネアドラムでは、メロディーが途切れてしまう。
他の楽器に関しては、言える立場では有りませんが、もっと楽器の音質が重複して欲しい。
これじゃあ、全部がばらばらに独立している音を聴いている感じで、醍醐味が薄いです。それに、ドラムの演奏は、フュージョンならではの技巧の難しさも足りないように感じます。(あくまでも、私の個人的見解です)
そんな中で、唯一『FACES』だけはいい。グッドです。
それぞれの楽器が短いタイムの中で短音をずらせてたたみ込んでくる。それに、この曲だけ、スネアドラムの音も太いです。
全体として、郷愁と哀愁と喪失の寂しさを感じるメロディーでした。
余談ですが、リリコーン(楽器、シンセサイザーなどから音源をもらって縦笛と同じ演奏方法で演奏する)を吹くのは、折角のいいメロディーなのに、醍醐味が薄いだろうな、とか想像してしまいます。実際には、私はリリコーンを吹いたことがないので、想像するだけですが……。
もう一枚は、『YES NO』です。
こちらは、音質が僕好みでした。
充分にディレイがかかって、コーラスもかかっています。全体の楽器に。
それに、何より、ベースの音のシェア率が高いようです。
しかし、歌謡曲の、或いは、トレンディードラマのバックミュージックのような旋律の曲が多いです。
もっと毒のある旋律と難しい演奏を聴きたいと感じます。
ごめんなさいね。大分言い過ぎたようです。
あくまでも好みとか、私的な感想の延長のレビューなので……。
コメント
>deacon_blueさん
ナイスをありがとうございます。
洋楽を沢山聴かれるのですね。また、一度お寄りします。(^。^)