『「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか?』を読みました。
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))
- 作者: 村上 春樹
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2000/08
- メディア: ムック
今頃ですが、古本屋に有ったので買ってきました。
読了という程、全部は読んでいませんが…。
村上春樹さんが、ホームページを開いて、メールで、どんな質問にも答える、という時期が有ったことが凄いです。
僕も、もう少し早くパソコン(特に、ネット接続を)始めていたら、色々聞けたのになぁ、と思いました。
エッチな質問が多いです。それだけ誰にも普遍的な問題なのかも知れません。
バラエティーに富んだ種類の質問が満載でした。
詳しくは、この本か、CDーROMが出ているそうなので、読んでみてください。
僕が村上さんに共感できた多くの回答の内の一つを挙げると、選挙というのはネガティブな政治参加にしかならない、という事です。村上さんも仰有ってますが、選挙に換わる何か一人ひとりの意見が政治の場に影響を与えること(システム)が有ってもいいんじゃないか、と、僕も思います。
ブログで発言する事も、世の中に一つの自分の意見を出している訳ですから、そういう事も意味が有ると思えます。
村上さん、執筆は朝四時に起きて、すぐ書く、そして、昼からの一部の時間また執筆して、それ以外は、運動(ウォーキングや水泳)をされている、とか。夜は読書して早めに眠るそうです。
僕とは、大違いだな(笑)。
僕の場合、起きて二時間ほどは何の活動も出来ない半睡状態です。逆に、真昼は、雑踏の音が窓から入ってきて気が散って書けません。
佐伯一麦さんは、却って少し雑音が有る方が、独りよがりの文章にならなくて(他人に今読まれているような感覚で)、それが意味が有っていい、と『ノルゲ』の中で主人公の独白という形で仰有ってますが…。
という訳で、今は、佐伯一麦さんの『ノルゲ』を読んでいます。
では、また。(^。^)
コメント
村上春樹さんは、朝4時に起きているのですか!早寝早起きとは、(自分の)作家のイメージとは違います^^;。それにしても、長いタイトルの本ですね。
>sakamonoさん
確かに、タイトルが長いですね。^^
もう、この本が出てから大分経ってるということになりますが、僕は今まで読む機会が有りませんでした。どこからでも、囓り読めて面白いですよ。
村上さんの生活パターンは従来の作家のイメージとは大分違って、健康的ですね。
では、またお寄りしますね。(^。^)
村上春樹のノルウェイの森が一番好きな本です
二十歳から、五年に一度読み返しています
朝4時からですか…
自分の場合、夜から気分が乗った時、朝までというパターンが多いですw
第3回グランプリ、締め切り11月30日ですが、作品のほうは応募されましたか?
応援してます^^
>岩上さん
ご無沙汰してます。
村上春樹さんの小説は、何度も読み返したくなるような麻薬性を持っていますね。上記の本にも、そういう事が載っていました。再読に耐える文体です。
第三回グランプリは、未だ出してません。今から出来るだけ今までの作品の内の一つを大幅に書き換えようと思っています。
何か、自分の今の生活だと楽な方に行動が流れがちです。気分を引き締めて締め切りぎりぎりまで書き直しをやってみようと思っています。
一次審査に残るかどうか分かりませんが、応援してくださいね。(^。^)
お久しぶりでございます
朝四時なんて、起きるどころか私はこれから寝る時間です(笑)
選挙もいつも行かないですねえ
政治家が何かをしてくれるなんて、別に期待などしてませんもので。
>夕月琥珀さん
こちらこそ、ご無沙汰してました。
僕も四時は、寝付く時刻ですね。(笑)ホントに、最近夜型なので。
でも、早寝して朝早く起きると、脳がスカッと冴えているらしいのです。
選挙は、消極的な政治参加にしかならない、というのは僕もいつも思っています。一票差で決まる、という事は有りませんから。一票差だと、確実に再選挙ですね(笑)。村上さんは、社会に、こんな考え方も有るよ、という風な表現をしていくというのも、一つの政治参加だと、確かこの本の中で仰有ってました。
最近の汚職やスキャンダルや脱税などを見ていると、政治家に個人のことを任せる気にはなれなくなりますね。自分のことだけを考える政治家には特にですね。
では、また、お寄りします。(^。^)