山雨のブログ教室3(炎上を避けるには)

 どういう風に記事を挙げたらいいのか、という点も、勿論大事なのですが、

ブロガーにとって、一番気になるのは、スパムコメントが多数来たり、批評的コメントが多

数きたりして、気分が滅入ってブログをつづけられなくなることに、どう対処するか、と

いう事が大きな問題だと思います。

 自分の方が加熱してしまって、言い過ぎの記事を挙げた場合には、気づいた時点です

ぐ記事を下げましょう。

 ところが、当たり前の正論を書いていて、その記事にも批評的コメントが多数つくこと

はあるのです。

 ソネットのブログ管理画面で設定という項目があります。

 とりあえず、炎上しそうになるほど手がつけられない批判コメントが多数書き込まれた

場合は、まず、全体の記事の設定として、コメントを受け付けない設定にしましょう。

 ところが、この設定、新しく書く記事にしか対応していないのです。

 ですから、旧記事には、批判コメントを書こうとしている人には、いくらでも書き込まれま

す。このままでは……。

 剰りにも、アクセスが集中していて、やり込められている場面では、とりあえず、ブログの

事など忘れて、管理画面にも入らないようにして放置しておきましょう。(とりあえず、カラ

オケボックスにでも行って、熱唱してくるとかして、ブログのことは忘れておきましょう。5万

ページビューがあるブログでも、世間の全面的な動向に影響はしていないのです。まだま

だTV、新聞の方がシェアとして強いのです。すなわち、誰も、会った人すべてが、貴方の

ブログの炎上のことを話題にしてくる訳ではありません)

 そんな段階で、どうこう対処しようと行動を起こしても難しいです。

 前の記事で、勝間さんの本の紹介をしましたが、その本にも書かれていますが、相手の

IPアドレスを知る方法はあるのです。

 そのIPを全て拒否するという事も実は出来るのです。

 私の場合は、そこまでの知識はありませんが、あまりにもこちらに迷惑な人の書き込み

はブロックします。

 それは、「スパム・ブロック」という機能を使うのです。

 相手が使うハンドルネーム、若しくは、相手がよく使うキーワードを、「スパム・キーワー

ド」に設定します。

 そうすると、相手がいくら書き込み(コメントの)をしようとしても、受け付けなくできるので

す。

 ナイスをもらうのは、褒めてもらっているのだから、誰からつけられても有り難いもので

す。

 しかし、コメントでこちらに、根拠のない批判コメントを受けてしまうのは、こちらが精神

的にダメージを負ってしまいます。

 ですから、この機能を使う訳です。

 さらには、トップページ(普通は、ブログにはトップページなるものはありませんが。僕の

ブログでは、自己紹介など人となりをかなりさらけ出しています)には、ナイスも、コメントも

トラックバックも受け付けない設定にする事が大事です。

 こういう、あらかじめ中傷される可能性があるページは、全て、ナイスもコメントもトラック

バックも受け付けない設定にするのです。

 それで、コミュニケーションが鈍るわけではありません。

 その為に、私の場合は、メールアドレスを表示(オープン)にしています。

 すなわち、苦情も応援も全てメールで受けますよ、という姿勢を打ちだしているのです。

 それから、ログインしないで、自分の粗方のプロフィールを全然明かさないで批判的コメ

ントを書き込んでくる人も居ます。

 その場合は、一時的な方法ですが、コメントの受け付けを、ソネットブロガーだけに設定

しましょう。こうすることで、匿名の誹謗中傷を全て受け付けなくできます。さらには、ソネ

ットユーザーだけど、わざとログアウトして匿名で誹謗しようとしている人からのコメントも

排除することができます。

 ところで、今度は、メールで、こちらの気分を落ち込ませるような事を恣意的に言ってくる

相手に対しては、どうしたらよいのでしょうか?

 ご安心ください。

 アウトルック・エクスプレスにも、それらのメールを跳ね返す機能が備わっています。

 「この送信者からのメールは、全てサーバーで削除する」とか、そういう機能がありま

す。

 ただ、残念なことに、一回目のその送信者からのメールは受けてしまうという事は変え

られません。

 ここまで話しが進んできて、「やっぱり、有名ブログになればなる程傷つくこともあるしな

ァ」と思われるかも知れません。

 でも、考えてみてください。

 いきなり有名になって、嫌なコメントを大量に受けるということにはならないのです。

 何度か、何度か、嫌なコメントやメールも受けてしまう内に、自分に耐性ができてきま

す。(すなわち、それ位の事だったら、いちいち気にしない自分に変われるのです)

 さらに、相手の言っていることが完全に間違いで理不尽だという場合には、ブログ記事

で反論することもできます。

 炎上を避ける為の、もう一つの重要な姿勢は、相手と言い合いになりそうになったら、そ

の記事を削除する(若しくは、下書きに移す)ことです。

 炎上する場合、一つのパターンとしては、誰か一人と、意見の食い違いで論争になって

いるときに、そのコメントを見て、ラフな気構えで匿名の人がどちらかを応援して、反対側

の相手を貶すことです。

 そうなると、自分の力だけでは収拾がつきません。

 該当記事を下げて、まったく反応しない方法が賢明です。

 以上、沢山話してきましたが、危機のときにも対処する方法は必ずあるのです。

 ネットのメディアは、自動的に見させられてしまうものではありません。

 検索をかけるか、URIを打ち込むか、リンクで辿りつく以外に無理矢理見せられること

はありません。

 だから、自分がどう悪く吹聴されているか等は、自分からは疑わしいページは見に行か

なければいいのです。

 逆に、相手のページにまで来て、相手の気分を落ち込ませるという行動も意味がありま

せん。客観的善悪を世間に向けて正したいという理由ならあり得るでしょうが。

 だから、貴方も、自分のページには、様々なブロックを活用してください。そうして、活き

活きと活躍してください。

 何と言っても、そのページの主は貴方で、そこは、貴方の邸宅なのですから。

 とりあえず、デメリットばかりを先に考えるのではなしに、ブログを始めれば得になるとい

うことを意識して、どうぞブログを始めてみてください。

 では、またお会いしましょう。(^。^)

コメント

PVアクセスランキング にほんブログ村 新(朝日を忘れた小説家)山雨乃兎のブログ - にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました