この類の話、前にも挙げたかもですが……。
僕は、近隣の市の図書館5、6軒に通っているのです。
先日、或る人(その人も近隣在住で図書館によく通う)と話していて、僕が、単行本の
栞の紐を結ぶ人があるので困る、と言ったら、
「それ、ワシもようやる」
と自ら借りた単行本の栞を結ぶ派だと告白されたのです。
「あれは、困るわ。せやって、あとで解けへんやないですか」
「いや、あれはあれで、お世話になりました、いう意味で読了したら結ぶもんやんか」
「せやけど、何や自分以外の人に目当ての女性の処女を奪われたような気がするわ」
「いや、それだけの理由やなくてな。読んでたら、何ページかいって栞を持ってくるとき、
栞が手から滑るやろ。せやから、結んどると丁度エエねや」
と、お互い主張が平行線。
面白いことに、その人と僕と好みの作家が一部重複しているのです。
車谷長吉さんと、町田康さんです。
それで、車谷さんと町田さんの新刊を図書館で発見したら借りてくるのですが、大体、
先にその人に読まれていて、栞が結ばれています。
嗚呼、悔しい。
先に処女を奪われたような。
今日も車谷さんの『妖談』を借りてきましたが、きっちり結んでありました。
しかも、結び目が前より固くなってる。
これじゃあ、解けないじゃん。
ああ、悔しい。
貴方は借りた本の栞を結ぶ派? それとも結ばない派?
では、また。(^。^)
コメント
栞って、本に付いている、あの紐のコトですよね。
私は結ばないなぁ...というよりも結ぼうなんて発想がなかったです^^;。
それにしても好みの作家が重複してるなんて、おもしろいですね^^。
>ビター スイートさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)
>sakamonoさん
あの紐のことなんですが、正確には栞とは呼ばないのかもですね。
ともかく、その人が毎回結んでるんですよ。その人だけじゃないんですけどね。栞を結ぶ癖がある人が居るようです。
これが、結び目が固いんだなぁ。(笑)
好みの作家が重複してると、「ああ、先に読まれた。くそー、負けた」とか思います。^^
また、お寄りしますね。(^。^)