音楽を長く聴くのが辛くなってきたのである。
なぜか、理由はわからない。
常時頭痛がある、というのも理由だろうが、
音楽というものを、自分が演奏するならいいが、他人の演奏を一方的に聴かされる場面では二十分も保たなくなってしまった。
酒がはいっていても同じなのである。
他人の演奏を一方的に聴くのが、二十分くらいしか保たない。
そうなると、読書である。
しかも、読書でも、小説とか文体に凝った文学的なものよりも、
理詰めでわかりやすいものが、大変好物になった。
「いやー、山雨さん、これから晩酌ですか?」
と、訊く相手が、既に僕の嗜好を知っているような、そんな人間関係。
つまり、文藝春秋で、一杯やれるようになってしまった。
おれも、歳なんだろうか。
コメント
>ビター・スイートさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)
>xml_xslさん
ナイスを有り難うございます。(^。^)