バスケットボールの思い出ーーー4(バスケットシューズ)

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 ありましたね。

 一年(一年でやめたのですから当然ですが(笑))のとき、同じバスケ部の同級生(男子)の自宅に、試験中だったので、試験のあとに寄ってまして(部活はお休みだったのです)……。

 彼が、おもむろに、こう言うんです。

「山雨(ホントは本名)、誰か好きな女子、居らへんのこ?」

 と。

「そりゃ居るけど、何で、お前に、そんなこと言わないとあかんねん」

 と返したわけですが、同級生、食い下がります。

「誰どい? 誰にも言わへんがい。言うてみい」

「ホンマに誰にも言わへんこ?」

 と、誘導尋問にひっかかって、意中の女子の名を告白。

「そうこ。あの娘こ」

 背の高い、女子バスケ部の娘でした。

 背が高いので、意識してちょっと猫背になっていたりしてね。そこがまた可愛いのです。

 身体はむちむちで、胸も大きいし、美形の娘でした。

「よし! 今から、電話せえ」

 と、同級生は言います。

「ええ? 何でどい。 そんなん出来るかいや」

 と返すものの、同級生はまだ、食い下がる。

「電話するだけやがい。 そんな、緊張すんな」

 結局、その場(彼の家)から、彼女の家に電話しました。

 それが……。

 お父さんらしき人が電話口に出たので、

「あの、僕、同じ高校のクラスが一緒の**ですけど、**さんは、いらっしゃいますか」

 と電話で話す。

「ええ? 何? ああ、*子か。 ちょっと待ってよ」

 と待たされて、

「ごめん。 今、風呂はいっとるわ」

 と言われて終わりました。

 その後も、同級生とは別行動のときに個別に彼女の家には電話しましたが、

三度とも、「風呂にはいってる」ということでした。

 たしか、最初に電話した日は、部活動が休みのテスト期間か何かだったのです。

 電話したのは、昼の2時頃でした。

 何で、そんな時間に、「風呂」に入ってるんでしょうか。

 その後も、個別にアタックしようと彼女を呼び出そうとしたのですが、同女子バスケ部の他の女子に阻まれて実現せず、現在に至っています。

 淡い思い出ですね。

 では、また。(^。^)

*次話は、こちら→  バスケットボールの思い出5

*トップは、こちら→  バスケットボールの思い出1


コメント

  1. sakamono より:

    そんな時間に「風呂」に入ってるワケないですよね^^;。
    携帯があるから、今の高校生は、こういうコトを経験できないんでしょうね。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >sakamonoさん
    ない、ない、それは嘘ですよ。お父さんのガードが堅かったですね。
    今の時代は、番号やメアドを知ればダイレクトなので楽ですね。
    また、お寄りしますね。(^。^)

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