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やけくそになりながらも、一段落。

 寝てない。

 ライブチャットで、一人の女子も応じてくれなかったので、徹夜。

 一人でも居れる人はいいが、おれの場合は、女がいないと生活が乱れる。

「嫁は、自殺したんです」

 などと会った人に言うと、

「そら、言うたらわるいけど、それは、アンタのせいや」

 などと言われる。

 そのたびに、心にグサッとくる。

 経済的にきついので、家族会議をしてこちらの要望をのんでもらった。

 オークションは手間である。

 千円前後の即決価格の物を、50~60出品している人もあるが、僕の場合、そんなしんどいことは出来ない。

 高値で押す。買いたい人に納得して買ってもらえればいい。

 ひとつ売って六万円ぐらいの商売をしないと意味がないだろう。

 物販の営業をしている会社で、商品の仕入れ値は、3割~4割である。

 あまり身近な人の例は掲載すべきでないかもしれないが、パソコンでも、中間業者を通さないなら、仕入れは六割といったところだろう。

 15万のパソコンを売って、粗利が6万くらいである。

 まあ、これは推測である。たしかなことではない、と注釈しておく。

 スーパーなどの食品の粗利だと15%~20%程度だと思うが、要は、仕入れルート次第である。

 ひとつ商売をまとめて、それぐらい儲かるのだから、自営業者というのは上手くいっているときはいい仕事だ。

 オークションで、たとえば自分の持ち物の腕時計を売っても、よほど希少価値のある商品でないと、だいたい落札価格は、5~6000円だ。

 会社勤めのほうが益しだ。

 写真、商品説明、梱包、と、何点もにかかってバタバタしていたら、しんどいだけだ。

 実は、おれの母方の祖父というのが、個人で小商いをしていた。

 金持ちの家に、世間話に言って、大型の置物を、さりげなく褒めてくる。

 そして、次の機会に、何かの用事にかこつけて訪問し、譲ってくれと打診し、その仕入れた商品を、別の金持ちの家に行って、

「せやけど、惜しいですね。これだけの立派な玄関やったら、ここにふさわしい置物があったらエエのにね」

 などと言い、自宅に招き、商品を見せ、買いたい気分にさせ高値で売る、という図式だ。

 商売は口八丁だが、おれは、そういうことが下手だ。

 神経がハイになっているときは、外の光や音が堪える。

 雨戸を閉めた。

 ときどき、ブログをやめてしまいたくなる。

 本の販促としては、あまり効果がない。アフィリエイトも笑うほどしか儲かっていない。

 だいたい、アクセスが伸びてきて、同じような繁盛率になったところで、しびれを切らすようだ。

 PV、一日に2000の上の世界を、おれはまだ知らない。

 当分、雨戸を閉めて、執筆のことについても、ブログのことについても、自営の仕事のことについても、独り作戦会議である。

 咳をすると肋骨が痛む。

 Bさんとのつき合いをやめてから、咳が益しになった。Bさん、何か感染症にでも罹っているのだろうか。

 それにしても、大腸カメラ検査のことで気が重い。

コメント

  1. sakamono より:

    また最後の1行が、ミョウに印象に残ります^^;。
    私も痔の手術前にカメラで検査しました。
    思ったほどの苦痛はありませんでしたよ。気分のモンダイでしょうか^^;。
    お医者さんの腕もある、という話も聞きましたが。

  2. 山雨 乃兎 より:

    >makimakiさん
    ナイスを有り難うございます。(^。^)
    >sakamonoさん
    カメラ検査、すごく不安です。
    でも、もし癌があったとしたら大きくなる一方なので、今のうちに検査を受けていたほうがいいのでしょうね。
    また、お寄りしますね。(^。^)

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