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統一教会の勧誘や献金要請に、問題があったとは言えないのか。

 安倍元総理と統一教会に、とくに深い繋がりはないようだ。

 集会にビデオレターで参加するなどのこと、或いは、会報に言動が取りあげられることはあったにしても、安倍元首相は、統一教会の会員ではなかったし、深い繋がりがあったとは言えないだろう。

 今回の事件では、犯人の矛先が間違っていると言わざるを得ない。

 ただ、当該の家族を追い込んだ事実は、事実ではないのか。だとしたら、今回の事件の引き金としては、統一教会の献金へのあり方が問題であったとは言えないだろうか。

 今は、詳しい状況はまだ分かっていない段階ではあるが、犯人の兄は、昔に死んでいるのである。報道から推測するに自殺と思われる。

 犯人の母が、その夫を失って、わらにもすがる思いで入信したらしい当該の宗教団体では、母は、後に自己破産するくらい献金しているのである。

 献金したから自己破産に至ったのか、自己破産後に多額の献金をしたのかは定かではないが、破産するほどであるから、献金が重荷になっていた、とするのが妥当な推論だろう。

 これは、強力な教団側からの献金への圧力があったのではないか、と考える。

 そんな、一つの家族を崩壊にまで追い込んでおきながら、今回の事件としては安倍元首相とは関係はなかった、だけの一点張りで話を済ませるのは変だろう。

 事件が、犯人の思い込みの推論が動機であったとしても、犯人をそこまで追い込んだのは、献金を無理強いする宗教団体ではないのか。

 犯人が犯行に至った時点で、この宗教団体が元で自己破産した母の問題は、すでに過去のものとなっていたとは推測できるが、過去に遡ってでも自分の人生と取り返したい犯人からすれば、収まってはいない過去の重圧だったのだろう。

 今回の事件に限らず、宗教への勧誘、献金の強要または要請は、最小限に抑えられなければならない。

 私はこのブログで万年筆の魅力を綴ってきましたが、実は長年、その万年筆を相棒に物語を紡いできた小説家でもあります。

 インクが紙に染み込むように、人の心の奥底にある「光と影」をすくい上げたい——。そんな想いで書き上げたのが、私の代表作『閉鎖病棟』です。

 閉ざされた場所で交錯する、剥き出しの人間模様。 作家として「本当に面白い、価値のあるものを届けたい」という一心で、一文字ずつ丁寧に命を吹き込みました。

 万年筆を愛するあなたなら、きっとこの物語の「手触り」を感じていただけるはずです。

 画面を閉じる前に、ぜひ一度、私の本の世界を覗いてみてください。

真夜中のつれづれ記……
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