あんまり、いつの時代のジャズがどうで、という蘊蓄(知識)がない山雨です。
今日、或る市の図書館に行って、マンハッタン・ジャズ・クインテットの盤を二枚借りてきました。
- アーティスト: マンハッタン・ジャズ・クインテット
- 出版社/メーカー: ビデオアーツ・ミュージック
- 発売日: 2000/12/20
- メディア: CD
スティーヴ・ガッドのドラムのは正確で細かくて小気味よいだろうと思って聴いた一枚が、あまり感動を受けませんでした。
もう一枚の方の、『ティーン・タウン』というアルバムは、気持ちよかったです。
とにかく、ドラムのVictor Lewisの、左足はどうなっているのだろう、と思いました。
一曲目から、倍テンポ(曲の途中で、ドラムかリズムセクションだけが倍のスピード、そして半分のスピードへ変わるが全体の流れ(タイムキープ)は変わらない)への変換の連続です。
スネア(小太鼓)が小気味よくて、粒が揃った数の多いロール的な(オープンロールとも言えるのですが)が多くて、聴いていて気持ちいいです。
全体的にジャズのうねりを感じさせるのに、そして、シンプルなシングルストロークの連続のように感じるのに、かなり難しいことをやっています。
最大の特徴は、左足のツー・フォウを踏む正確さ、鋭さでしょう。びしっと曲が引き締まります。
1990年リリースの盤で、プロデュースが日本人でした。思えば、バブルの最終年度だったのかも知れません。
Lew Soloffのトランペットが都会的で、格好いいアルバムに仕上がっています。
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