PR

謎の一万円札

 姫路文学館夏期講座の前回の分はお休みしました。駐車場代の他にコーヒー代やら食事代を計算してみると結構出費が嵩むので……。

 夜中です。今、今日の分の原稿を書き上げました。

 ところで、全国の市役所などの男子トイレに手紙つきの謎の一万円札が置いてあるって今ニュースになっていますね。

 今朝、といってももう昨日ですが、TVで宮崎哲弥さんが、手紙の文中のシュギョウって字が間違ってると指摘されていましたが……。僕もまっ先にそれに目が行きました。

 拙著『壁蝨(だに)』の本文中に、主人公の友達として館山和老という人物(もちろんフィクションの存在)を出しているのですが、館山君が主人公地神に、自分が植木職人の修行に行ってきた当時を回想して心情吐露する場面があるんです。

 それで、僕も自分の作品の校正の段階で、担当者に「修業」ではないか、と指摘されて、大分辞書を引いたんです。修業だったら学校の勉強の習得、特に学校に通って単位をとるという意味合いだったので、技術を習得するという意味もあるのだけれども、館山が自分の身に苦に感じることを我慢して八年間下働きしたことを強調したかったので、修行という字にしました。それに、修業では、シュウギョウと読みますし……。

 明日、市役所を回ってみようと思います。

 

 柳の下に、いつまでもドジョウは居ないよ、山雨君。(自嘲””)

コメント

  1. 夕月琥珀 より:

    私の方こそご無沙汰でした。
    「修行」というのは目的に達するまでの
    数々の苦しい体験…みたいなイメージですね。
    私ももっと修行を積んで、人生を達観せねば。

  2. sakamono より:

    「修行」と「修業」...あ、そういえばという感じです。さすが、言葉に敏感なのですね(当然か)。えっ、市役所を回ってみるのですか^^;?

  3. 山雨 乃兎 より:

    >夕月琥珀さん
    ブログ大改装されましたね。訪問が疎かになっていて済みませんでした。
    拙ブログも、近々、写真を導入する予定です。(まだ、デジカメの使い方も知ってない私ですが、頑張ってみます)
    日々の生活そのものが、誰にとっても僕も含めて修行と言えるんだと思います。済みません。眠くなってきているので、文章が変かも知れませんがお許しください。
    では、またお寄りします。(^。^)
    >sakamonoさん
    sakamonoさんのブログの紹介文にも、修行という字が含まれていましたよ。
    僕も、校正の時にこだわったので意識している程度ですよ。(笑)
    そうそう、市役所を本気で回るつもりでしたが、他に色々予定が出来て、しかも昼間になると、この怪事件のことはすっかり忘れていましたので、お金を拝むことは叶いませんでした。(^。^)
    山雨さん、使ってください、って誰か、そんな神様のような人は現れないでしょうか?^^

PVアクセスランキング にほんブログ村 新(朝日を忘れた小説家)山雨乃兎のブログ - にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました